和嶋未希の発言 (農林水産委員会)

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○和嶋委員 民主党の和嶋未希でございます。本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
 一昨日の委員会でも、赤松大臣から、宮崎県で発生した口蹄疫に関する報告があり、また、与野党の委員の先生たちからも現場の悲痛な叫びをお聞きしました。口蹄疫の発生農家及び関係の皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、昼夜を問わず対応に当たられている関係者の皆様に、まず心より敬意を表します。
 私の暮らしている山形県でも、畜産の産出額は三百三十億円ほどあります。米沢牛、山形牛、あるいは庄内の三元豚などのブランドの牛、豚の拠点や産地が県内各地にあります。生産者の方々が日々誠実に生産に取り組んでいらっしゃる姿を私も地元で見てきております。ですので、先日の委員会で先生方から語られました現場の様子、あるいは発生農家、生産者の皆さんの声というものを私も胸が詰まるようなそういう思いでお聞きしました。
 けさの宮崎日日新聞も拝見させていただきました。自分の家の家畜が感染しているのではないかという不安に毎朝おびえながら、だけれども、何とかこの地域の中で発生、感染拡大を食いとめる、せめてそれが願いだという思い。そして、感染が発覚したことに対して、これは本当に独特の思いでありますけれども、これでようやく感染におびえなくてもいいんだというその生産者の方の思いというのは、本当に何と申し上げていいのか。
 その思いを受けて、感染拡大をこれ以上広げてはならない、そして、必ずその生産者の皆様がもう一度再生産していける、立ち直っていける環境を私たちは責任を持ってつくっていかなければいけないということを改めて決意しているところでございます。
 当然のことでありますが、この問題の発生が確認されている宮崎県、それから川南町や隣接県だけの問題ではなく、この問題は日本の畜産の将来にかかわる問題であります。現場が悲壮であれば悲壮であるほど、悲痛であるほど、切実であるがゆえに、だれが悪い、かれが悪いという話も出てきます。やりきれないというその気持ちも十分によくわかります。
 ですが、先日の委員会で江藤議員がおっしゃっていました。この非常事態であるからこそ、少なくともここにいる私たちは一たんは政治休戦しなければならない、そのとおりだと思っています。党派を超えて、感情論を超えて、実効性のある今しなければならない対策をともに力を合わせて講じていくべきだと思っておりますので、その思いは同様でありますので、よろしくお願いいたします。
 まず初めに、農畜産業振興機構、ALICの機動性について、これを今こそ発揮していただきたいということを要望させていただきたいと思います。
 当初、私、初質問でしたので、野菜の高騰の質問をさせていただきたいと思っておりまして、野菜の価格安定という面からALICの役割を見ていたんですけれども、先日の独立行政法人を対象にした仕分けでも、このALICについて、さまざま指摘はあったんですけれども、この機構が果たす経営安定への有効性ですとか、それから緊急な、まさしく今回のような場合における組織の機動性、機能の有効性というのは認められたところであると思っております。
 今回の口蹄疫対策でも、当面の資金対策や家畜を出荷できない中でのもろもろの経営対策の多くがここからの対応になっているわけですけれども、機構の機動性が今こそ発揮されるときであると思います。改めて、生産者への支援対策などに迅速で機動的な資金対応をお願い申し上げたいと思います。

発言情報

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発言者: 和嶋未希

speaker_id: 18515

日付: 2010-05-13

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会