宮腰光寛の発言 (農林水産委員会)

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○宮腰委員 百三十二万戸の話は、信任を受けたからではありません。私も、まずは申請しなさいよと地元で言っております。なぜか。入っておかないと、米価が下落したときに危険だからということで勧めているわけであります。全国の農家も、なぜ迷いつつも申請しているのか。これは、やはり危険性があるということを肌で感じているからであります。
 その証拠に、五月十四日、農水省は関係団体に対しまして、買いたたき防止の通知を出しました。それほど米価下落の懸念が大きくなっている、強くなっている証拠であります。現に、昨年九月からことし五月までの八カ月間で、二十一年産米の相対取引価格の全銘柄平均は、六十キロ当たり八百五十五円下がっております。ことしの秋には、それに加えて、六十キロ当たり千七百円の固定部分、さらに千二百円の変動部分を背中に担いだ米が市場に出てまいります。市場がそれを読み込んで、さらなる米価下落は必至であります。
 赤松前大臣は、戸別所得補償をやれば、米の需給が引き締まって、作況指数が一〇八とか一〇九でない限り米価は安定すると予算委員会で明確に答弁をされております。今になって買いたたき防止の通知を出さざるを得ないというのは、この制度そのものが米価下落を招く欠陥商品であることをみずから証明しているようなものではありませんか。
 二十二年度予算で、米モデル事業で三千四百億円を計上いたしました。これは、農林水を合わせた公共事業の削減総額とぴったり同じであります。土地改良施設の維持更新に赤信号がつき、食料自給率向上のための水田汎用化もほとんど進まなくなりました。ことしも昨年の予算編成と同じように乱暴な編成をやれば、一過性のばらまきのために農村現場はがたがたになります。
 二十三年度予算では、大臣がいまだにこだわっておられる一兆円のために、今度は何を犠牲にされるんですか。予算の確保は不可能ではありませんか、大臣。

発言情報

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発言者: 宮腰光寛

speaker_id: 10351

日付: 2010-07-28

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会