林芳正の発言 (財政金融委員会)

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○林芳正君 そこは今からお詰めになるということであろうかと思いますが、そのときにやっぱりどうしても、ここでも議論させていただきましたけれども、マニフェストでお約束をされたことをどうするかということが当然出てくると思います。
 今日お配りをさせていただきましたのは、まさに民主党のマニフェスト、工程表、どういうことをやるかということと財源をどうやって持ってくるかという、右左に並べさせていただきましたが、これを全部やめたとして、全く今年度、今年度といいますか二十二年度、この四月からの予算で、今審議しております予算案で多少盛り込んだものがある、これ以外はもう全くやらないという前提で菅大臣のところでお作りになったこの機械的試算、いわゆる機械的試算、平成二十二年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というのがございます。
 菅大臣は余り、自分のところで出されたと思うんですが、お好きではないようでございまして、財務省が出すと言ったので私も止めませんでしたけれどもと、この間本音を語っておられますが、財務大臣であられますので、これは財務省が出されたものということで我々受け止めておりますが、これがまさに全く新しいことを、マニフェストでお約束していることをやらなくてどうなるのかということでございますが、その差額を見ますと、差額、二十五年度には五十五兆円。これは、その他収入というのが税収のところにありますので、税外収入これだけ見込んでも結局この五十五兆が借金になると、こういう試算でございます。
 中期財政フレームというのは三年間というふうにおっしゃっておられますので、ちょうど二十三年度、二十四年度、二十五年度、マニフェストに掲げていることを全く全部やらなくてもこれぐらいになるということでありますから、今年の四十四兆から五十五兆になっていくと。そのときの税収は四十・七兆でございますので、今よりは若干、一兆円ずつ増えていくというような試算になっておりますけれども、楽観的だと思いますが、それでも四十と五十五になってしまうと。大変な財政の状況になるわけでございますので、やはり中期財政フレームをお作りになるときには、マニフェストの工程表でお作りになったこのまず左側をどういうふうに削っていくのかということを考えないと、何もしなくても五十五兆になる。そうしますと、今年マニフェストで掲げたものをおやりになったのは実は三兆でございますから十三・二兆に、この上記以外の施策を入れて本当に十六・八兆やるということは、あと十三兆掛かるということなんだと思うんですね。ですから、五十五兆に十三兆足すと六十八兆円の借金になる。
 ちょっと考えにくいことなんでございますが、しかし総理は常にこのマニフェストはもう絶対に約束どおりやるんだと、こういうふうにおっしゃっておられますけれども、さすがに六十八兆借金を出してやるということにはならないんではないかと思いますが、総理、いかがでございましょうか。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2010-03-24

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会