岩本司の発言 (農林水産委員会)
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○岩本司君 大臣、ありがとうございます。
私も、マグロとシーラカンスを同じように扱うというのは本当に不思議でたまりませんでした。それは、くるくるずしでシーラカンスを我々食べているわけでもありませんし、それはもう、このことが出たこと自体、私は日本人としてやっぱり反省すべきところもあるんではなかろうかというふうに感じております。
それは何かといいますと、戦後、やはり我々の先輩方がぜいたくを敵として一生懸命働いて、それで物を大切に食べて、残さずですね。それを今、もちろん食料自給率の低下に比例するように世界各国から食料を輸入し、しかも、世界には食べ物もない子供たちがいっぱいいるんですね。その中、世界から食料を大量に輸入して、それを、言葉が悪いですけれども、外国から見たら食べ散らかして捨てると。そのごみだけで、いろんな数字やデータがありますけれども、年間日本人が捨てるごみで二か国、三か国の国民が救えるぐらいの食料を捨てていると、こういう事実をやっぱり世界は、何ていうんですか、クロマグロとシーラカンス一緒じゃないですけれども、そういう思いが私は今回のこの件につながっているんではなかろうかと。
私も個人的には、外食したときも、格好は悪いかもしれませんけれども、残さず、その店の人に、ちょっとこれはもう粗末にできないんで包んでくれと、焼き鳥一本でも二本でも僕は持って帰るように、もう七、八年ぐらい前からこれ始めているんですけれども、初めはやっぱり格好悪いですよ、そういうのは。何かせこいとかも思われたくないし。しかし、僕も、小学校や幼稚園の子供たちにも残さずに食べなさいと言っている私が、自分がそういうことをやっちゃいけないという思いも込めてそういうことをやっているんですけれども、ここのところは私たち日本人は本当に反省しなきゃいけない点ではなかろうかというふうに思っております。
今ここまで自給率が低下をして、農業、林業、水産業、後を継ぎたくても不安で継げない。それは、生活ができるかどうか分からない、その不安で継げないというような、そういう後継者も育たなくなった今の日本の農林水産行政というか政策。これはやっぱり過去の政策をしっかり検証して、反省するところは反省して、もちろん自民党政権のときはいいところもありました。しかし、それはそれとして、これは直さなきゃいけないところは徹底的に、今回政権も替わったわけですから、しっかり精査しなければならないと思いますけれども、今までの農林水産政策に対して検証をされているんでしょうか。