佐藤昭郎の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○佐藤昭郎君 モデル事業ですと。財政的な面もあって、来年は一兆円です。しかし、私、冒頭申したように、八千億掛かっているんです、これに。大事業です。しかも、今まで私どもが続けてきた極めて重要な政策を大転換される。
大臣はいみじくもおっしゃいましたね、この骨格となる部分がまだはっきりしないんだと。私は、なぜ法案が出せないかというと、理念になるところがはっきりしていないんじゃないですか。いや、マスメディアないし一部の方は、参議院選挙対策だという話もあるけれども、私はそんな高等戦術じゃないんじゃないかと。衆議院の予算委員会、そして参議院の予算委員会、質疑をずっと聞いてまいりました。このモデル事業、この戸別所得補償事業の根本的なところが一体法案としてできるのか、そこができないんじゃないかと。
これから順次伺っていきますけれども、これ戸別所得補償と、これもう議論ありましたけれども、うたっていながら、これ全国一律に生産費、販売段階で補償していく。これ全国一律で、戸別所得補償はなぜ戸別なのか。所得補償じゃないですね、これは、生産費補償ですね。
生産調整はどうするんだと。前回の参議院選挙で伺ったマニフェストでは、それから我々のいただいたパンフレットでは、これは生産調整は廃止します、直接支払をしてというけれども、一昨年の出てまいりました戸別農家所得法案では生産調整やるとある。むしろ統制的にやると、行政が、強化して。今度はどうなんだと。こういった基本的なところ。
それから、すべての農家に所得補償すると。今日も午前中の大臣のごあいさつで、この所得補償というのはすべての農業者が農業を続けられるようにこの法案を出すんだという。直接支払をしながら、所得補償をしながら、補償というのは何か農家の方々にいろんな条件で補償しなきゃいけない状況が生じたときにこれをお出しする。ですから、よく消費者負担から税負担に、国民負担に変えるんだという。国民は、農産物の価格が下がれば、それで、自分たちの食生活が豊かになれば良しとする、これが普通の常識ですよ。しかし、米価をお下げにならない。所得補償します、全部の農家に対してと。こういった根本的な理念というところで、私は法案の作成ができないんじゃないかというふうに断ぜざるを得ないんです。
まず、一つ一ついきますけれども、これ、どうして全国一律で補償しながら戸別農家所得法なんですか。