佐藤昭郎の発言 (農林水産委員会)

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○佐藤昭郎君 それは当たり前ですよ。産業政策と地域政策、ごっちゃにしちゃいけないんです。現地で実施するときは融合していくのは当然必要ですよ、対象は。しかし、国民の血税を使いながら農業にお金を投入していくときに、この政策目的をきちっと分けていくのが私は長い目で見て国民の理解を得られる方策ではないかと思います。
 それで、時間もたちましたので、次に、先ほど小麦と大豆のことについて私申しました。
 この基本計画の自給率の目標では、平成三十二年に小麦を現状の八十八万トンから百八十万トンに増やす。大豆は二十六万から六十万トンに増やす。
 小麦を例に取りましょう。今小麦の生産の一〇〇%は担い手農家が担っていると申し上げました。我々の進めてきた小麦の生産というのは、数量的には目標をクリアしたんですよ。前の十七年に作りました基本計画では、二十七年目標は八十一万トンでした、小麦は。今それを八十八万トン作っている。
 今、一番の問題というのは、ここにも少し触れておられますけれども、具体的に、生産される小麦の品質、ニーズと生産者の生産するもののミスマッチなんですよ。百八十万トンを増産していく。しかも、戸別所得安定対策のお話ですと、いや、畑作の方は余地がない、だから水田を利用して更に百万トン増産していくというんですがね。今、畑作麦を中心に生産している小麦ですら、担い手が生産一生懸命努力してやる、それすら、なかなか品質やロットの問題、ニーズの問題で需要者の期待にこたえられない。
 今度、サラリーマン農家を含めて全部の農家に対して所得補償される。そして、そこでどうか小麦作ってくださいと。集落営農や担い手じゃなく、そういう方々にお作りくださいと言われても、そういう国民のニーズに合った品質のいい麦を作っていくには排水改良もやらなきゃいけない、利用集積もしなきゃいけない。その予算を全部切っておいてできますか、これは。いかがですか。

発言情報

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発言者: 佐藤昭郎

speaker_id: 18173

日付: 2010-04-08

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会