足立信也の発言 (予算委員会)
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○大臣政務官(足立信也君) 少し整理したいと思います。
これはWHOの勧告もあり、多くの国で優先接種者というのは決めました。これはもうほとんどの国がそうしています、ワクチン量の問題もありますからね。もう一つの問題は、じゃ優先順位はどうなのかということで、順位までしっかり決めている国というのはそう多くはないと思いますね。
我々が方針として臨んできたのは、その優先接種者の群のスタートラインだけ決めているわけですね。それを、その後の方が追い越しては駄目ですよ、でも前倒しはそこまではいいですよということを、しかしこれが十分に理解されていなかったんだろうと思います。だから実際上は、スタート地点はこういうふうに順番になっているけど、実際は混在してやられているわけです。ですから、そういう意味ではそのことをもう少し明確にする必要があったなと、そのように思います。
ちょっと御質問が幅広かったのでどの部分を答えようかという、集団接種のこともお答えした方がよろしいですか。(発言する者あり)分かりました。
なぜ余ったかと。この大きな要因は、これはもう全世界それから製薬会社そのものが二回接種を原則にしていたのが一回になったということですね。それから二番目の大きな要因は、接種率がこちらが想定したよりも低かったということです。これは、我々としては七千七百万人は接種するであろうと思って準備したわけです。それが二回が一回になった。それから、今の現在の統計で申しますと、接種者数は多くても二千万なんですね。それから、既感染者は約二千万だと思いますから、まだ四千万程度。ということは、八千万人以上の方は感染もしていないし接種もしていないという状況にあって、これは接種率がやっぱり極めて低いなという状況なんですね。
そのことが、実は予防医療をしっかり取り組もうということの中で、この予防接種というものに対しては、国民の皆さんの御理解とそれからその積極性ということについては若干まだやっぱり想定よりもかなり低い部分があるのかなと、そのように思います。
それから集団接種のことですが、今回の対応も、途中で方針変えて保健センターや保健所で集団的に市町村や医師会が中心になって行うことを、それもやってくださいという意味で通知を申し上げて、実際上やられているところがあります。しかし、これ全部を今行ったらどうかということに対しては、具体的な例を申しますと、予防接種そのものに対して、どうしても嫌であると、やる必要はないと思われる方がいらっしゃる。その方々のお子さんを、じゃ、そこでこの子だけはしませんということが果たしてやれるのかどうか。
それから、以前は集団接種でやっておりましたが、なぜ今は医療機関になったかというと、やっぱり一番大きなのはアナフィラキシーを中心とする副作用だと思うんです。そこでもし何かあった場合にすぐに対応できるのかということの問題があって、やはり私はすべてを集団接種というのはかなり困難な状況だと思いますし、今はそういう形になっていない。実施主体は市町村で、それに医療機関が協力するという形になっておりますが、今回のような事態、あるいはそういう理解の下に保健所や保健センターを活用して、ある程度健常な方を集団的にやるという形は残しておく必要性があると私は思っています。