竹島一彦の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(竹島一彦君) 昨年のこの当委員会でそういう御質疑を申し上げたことを覚えておりますが、きっかけは公共工事の発注とか調達に関すること、そういう流れでの御質問でございました。
 それで、それはともかくといたしまして、より良いものをより安くというのは、何も私が申し上げていることではなくて、これは市場経済、自由主義経済の下で、当然、より良いものをより安くということで企業が競い合っていると、その結果、資源の適正な配分が行われて、国民経済、消費者の利益に資すると、企業の競争力にもかかわってくる問題だということが、これは経済学の、何といいますか、で教えることの非常に大事なことかもしれませんが、恐らくこれは政府の中においても、また経済界の中においても、学者の中においてもそういうふうに理解されていると私は思っております。
 誤解のないように申し上げますが、価格は低ければ低いほどいいとか、ある価格でなければならぬということを公正取引委員会が具体的な事例に沿って考えているわけではございません。価格は市場において決まるものだと。それを、その市場における決まり方がゆがめられていないかどうか、例えば価格カルテルによってゆがめられていないかどうか、そういうところを見ているわけで、自由な競争、公正な競争の結果出てきた価格が言わば期待されている価格である。
 ですから、適正な価格ということをおっしゃる場合には、コストがこれだけ掛かりました、その上に適正利潤として自分は一〇%オンしたいと、よってもって幾らで売りたいというのは企業家としては当然。でも、それは客観的に申し上げると目標価格でしかない。それが市場で通用するかどうかは、需給関係なりその他の条件、まさに市場において決まるものである。そういうことを申し上げているわけで、公正取引委員会が何かアプリオリにある価格でなきゃならぬとか、適正利潤は一〇%保証されるべきだとか、そういう考え方は取っておらないということでございます。

発言情報

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発言者: 竹島一彦

speaker_id: 6856

日付: 2010-09-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会