大泉ひろこの発言 (外務委員会)

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○大泉委員 ありがとうございます。さまざまな枠組みを使いながらオープンにやっていくということで、大変納得したところでございます。
 少し話は違うんですけれども、昨年の九月に外務省でオーストラリアの世論調査を行っておられます。この世論調査を見ますと、日本は信頼できる友邦か、友達の国かという質問に否定的なのが六割、そのほかの項目を見ましても、明らかに親日感情が後退しているように見えるわけでございます。これについては、捕鯨問題、鯨の問題が大きいというふうに言われているわけでございますが、私自身のオーストラリアの友人でも、至極まともな人でも、鯨のことになると何かすごく感情的になるというところが見られるわけでございます。私ども日本人にとってみれば、オーストラリア人はカンガルーを食べているので、そっちの方がよっぽど残酷かなと思うんですけれども、これは国民感情の違いなのかなというふうに思われるわけでございます。
 この鯨以上に私は問題だと思いますのは、オーストラリアの戦争博物館、一つはキャンベラにあるんですけれども、そこでは、日本が太平洋戦争中にオーストラリアの捕虜を非常に残虐に扱った、有名な写真で教科書にもよく載っていますけれども、オーストラリアの捕虜を目隠しして後ろから日本刀で首を切りつけるという写真が大々的に載っていて、あるいはシドニー湾の急襲とか、物すごく日本が残虐なことをしたということを取り上げているわけでございます。
 こういうようなことをいろいろ見ますと、日豪関係というのは、表面的には非常に友好的に見えるけれども、そんなに楽観できないのではないかなというふうに思うわけでございます。
 そこで、APECについてはこれから首脳会議に入っていくということでございますが、日豪間の首脳会談が設定されているのかどうかということが一つと、設定されているとすれば、今後の日豪関係というのは、先ほど大臣がEPA、FTAについて言及されましたけれども、これらを含めて、あるいはもっと大きく、日豪関係をどのように進めていかれるのか、大臣に伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 117603968X00420101112_026

発言者: 大泉ひろこ

speaker_id: 17525

日付: 2010-11-12

院: 衆議院

会議名: 外務委員会