赤松正雄の発言 (外務委員会)
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○赤松(正)委員 今おっしゃったような方向で、ぜひとも実効ある外交を展開していっていただきたいと思います。
まだ質問したいことはあるんですけれども、きょうの条約の審議に入りたいと思います。
今回の四つの条約のうち、日本・ヨルダンの原子力協定、それからオーストラリアとの日豪ACSA、この二つの協定というものは、やはり双方ともに、日本が世界で唯一の被爆国であるという点で、原子力の平和利用というものについて極めて高度な、熱心な成果を上げている国であって、同時に、原子力の誤った使われ方ということに対しては、強い、そうあってはならないということを国是として持った国家であるという観点、非常に大事な側面を持った国家が、このヨルダンとの、ヨルダンだけではありませんけれども、この原子力を、先ほど来大臣がおっしゃっているような、新成長戦略の流れの中で原子力発電を海外に持っていくということに当たって、やはりここは原子力にまつわる理念というものを、こうした協定が発足するという流れの中でしっかりとそうした理念をビルトインさせた外国との交渉というものをやっていただきたいということが一点。
それから、日豪ACSAという問題において、先ほど来も少し話題になっておりましたけれども、武器輸出三原則、こう言うんですが、私は武器禁輸三原則というふうに言った方が的確であろうかと思うんです。
武器を外国に輸出しない、武器等ということを先ほど副大臣がかなり強調しておられましたけれども、そういう武器等という形で、実際に、この日豪ACSAについても、ちゃんとこの条約第二条の二項、三項、このあたりで、「日本国の自衛隊又はオーストラリア国防軍による武器又は弾薬の提供が含まれるものと解してはならない。」こういうふうな規定づけがある。あるにもかかわらず、改めて官房長官談話、極めて読みづらい官房長官談話ですけれども、こういうものをセットにして出さざるを得ない、こういうところに若干の危惧を感じる。
心配し過ぎだというふうに思われるかもしれませんけれども、日本の国是、先ほど申し上げましたように、核という問題についても、あるいはこういう世界に誇るべき憲法第九条を持った平和国家である日本という観点から、諸外国に誤解を与えてはならない。
そういう観点で、この日豪ACSAについて、武器輸出三原則をめぐる官房長官談話と本体部分のこの条約との関係というものをもう一度整理して、的確に副大臣に答えていただきたいと思います。