赤松正雄の発言 (外務委員会)
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○赤松(正)委員 今おっしゃった政治、安全保障、経済、それから文化交流、この三つの側面、これはだれしも異論はない。未来志向というこの言葉の、言ってみれば構成要件として、こうした三つの角度というのは、ある種、当然のことだろうと思うんですよ。つまり、どの国とさまざまな交渉をするに当たっても、この三つは言えることであって、日韓の間において特別なことではないですね。
やはり、日韓といった場合に、おのずと歴史、そういった過去の問題、これが大きくのしかかってくる。だから、この政治、安全保障、経済、文化を考える上に、これを未来に向けてどう進めていくかといったときに、日韓の基本的な、言ってみれば国家と国家の信頼関係というか、あるいはそれを構成している人間たちの信頼関係というものに深くかかわってくるのがこの歴史認識ということであり、過去のさまざまな問題である。このことを全部横に置いておいて、これだけやりましょうねということは、それはなかなかうまくいかない、いっているようでうまくいかないということだと思うんですね。
多くの日本人と断定的に言ってどうかとは思いますけれども、現代日本と現代韓国というものを見たときに、やはり大きく違うと私が思うのは、これは外務大臣の見解をお聞きしたいんですけれども、どうも日本は、外交摩擦、外務省当局が外交の摩擦を恐れている。日韓における外交摩擦をともかく起こさない、ここに大きな起点というか出発点があって、ともかく外交的に日韓に摩擦を起こさないことが大事であって、つまり未来志向というのは、摩擦を起こさないという観点から将来に向かってどうしましょうかという話を話題にするのであって、過去のことをいろいろ言い出すと摩擦が起きてくる、こういうふうに見えるんですけれども、いかがでしょうか。