松本剛明の発言 (外務委員会)

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○松本国務大臣 今お話がありましたように、このTAC、東南アジアにおける友好協力条約というのは、ASEANのいわゆる設立条約がありませんので、実質的な基本文書的なものであるというふうに、御指摘のとおり、私どもも理解をしております。これに、今回、実質的にはEUを加えるための改正という点も御指摘があるとおりであります。
 まず、ASEANが、今もお話がありましたように、成長をしていくASEANということで大変注目をされる存在であると同時に、今後、一つの世界の中の地域の核として大変期待をされるということから、EU側も、ある意味ではASEANとの連携、そして対話というものに大変熱い期待があるのであろうということが考えられるところではないかというふうに思います。
 同時に、既にASEANとの連携を深めております私どもを初めとする東アジアの各国にとりましても、ASEANを通して、またASEANとともにEUとの協力関係をさらに深める機会を締結するというふうに考えているところであります。
 そもそも、我が国としては、開かれた国であるということが我が国のこれまでの発展の大きな基盤ともなってきておりますので、世界の国々が多層的、重層的に安定的な関係を深めるということは我が国の国益にも大きく寄与するものがある、このように考えており、また、ASEANと我が国との友好関係というのも長年の積み重ねの中で大変深いものがありますので、私どもと大変深く友好的な関係にあるASEANを核として世界における関係が重層的、多層的になるということは、我が国の将来にも、安定した、開かれた国際的な体制が整うという意味では大いに価値があるものと考えております。
 我が国とEUとの関係も、現在、EUとのEPA交渉などを通じて大変深くまた拡大をしていくことを期待しているところでありますけれども、そのような意味でも、ASEANを中核として東アジアがEUとの関係を深めるということには意義があるものと考えております。

発言情報

speech_id: 117703968X01520110729_005

発言者: 松本剛明

speaker_id: 31918

日付: 2011-07-29

院: 衆議院

会議名: 外務委員会