松本剛明の発言 (外務委員会)
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○松本国務大臣 国連の安保理改革においても、改革を主張する私どもとしては、いわば六十年以上前の世界の現状に基づいて構成をされている国連ないしは安保理の組織というものと、世界の現状を今見たときのあるべき組織ということを考えた場合に、やはりそこには改革の必要性というのが生じてくるのではないかということを申し上げて、改革の必要性を訴えてまいりました。そしてまた、世界の今の現状に合わせることこそが、まさに安保理の正統性を高めることにもつながるし、ひいては安保理が有効に機能することにもつながるのではないかということを申し上げてまいりました。その意味では、今委員が御指摘になりましたように、今回のIMFの改革とある意味では並行するというか、同じ流れの考え方があるということは、御指摘のとおりではなかろうかというふうに思っております。
他方で、安保理改革の場合は、やはり担う課題が安全保障であるということもあって、もちろんIMFでも必要なんですけれども、IMF以上に速やかな決定が必要であるとか、また、安保理の決定の持つ拘束力とか強制力というのは経済的な側面とはまた違う側面もあるわけでありますので、全くそのまま当てはめられるかどうかということは必ずしも一概に言えないところがあると思いますが、大きな基本的な考え方としての改革の必要性の共通点があるという点については御指摘のとおりだろうというふうに思います。
今申し上げたように、基本的な考え方の表現としては同趣旨のことを申し上げていますが、直接IMFの改革と関連づけて安保理改革について主張したことは今までないわけでありますけれども、共通点がある点は踏まえて、今後も安保理改革に取り組んでいきたいと思っております。