江田康幸の発言 (環境委員会)
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○江田(康)委員 再度になりますが、やはり合併処理浄化槽は下水道等と比べてさまざまな利点があります。それは、分散型であるから人口変化にすぐに対応できる、また、設置が非常に早い、週単位だ。下水道は年単位だ。それから、合併処理浄化槽は地震に強い。下水道は、やはり今の状況では地震に弱いというところもあります。これから東北の復興、町づくり等々を考えていく上において、今までのような延長ではなくて、これは一例として合併処理浄化槽ですけれども、こういうことをしっかりと根本的に考え直していくことも大変重要かと思いますので、検討をしていっていただきたいと思います。
時間がなくなってきまして、原発災害についていっぱい質問を用意しておったんですが、ここは環境委員会というところもございまして今までの質問を優先させましたが、一つだけ原発災害について質問をさせていただきます。
せっかく副大臣が来ていただいておるので、こちらにいたします。
東電の福島原発一号機の炉心溶融、メルトダウンについて、そしてまた、これからの工程表の見直しについて、ともに聞かせていただきたいんです。
十五日までの東電の発表で、これは実は、三月の十一日午後三時半の津波到達後、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出して、午後九時ごろには燃料の溶融が始まって、十二日朝には炉心が完全にメルトダウンしていたこと、それらが推測して判明したわけであります。東電はこれまで、炉心水位の低下を確認したのは十一日午後九時ごろ、十二日午前九時前に炉心が一次冷却水から完全に露出したと言ってきました。しかし、今回の解析では、十二日の朝には炉心が完全に溶融していたことになります。一日分、大きく、事態はさらに進行が速かったということであります。
電源喪失で原子炉が冷却できなければ早い時期に炉心溶融に至ることは想定できたわけではないですか。燃料の損傷が限定的だとしてきた東電の説明は完全に誤っていたことになります。データの公表も遅過ぎますし、ベントや外部注水のタイミングを完全に誤って、その後に起こる水素爆発や不測の事態を引き起こしたということも考えられるわけでありますが、今回の解析結果に対する政府の見解を伺います。
それと一緒に、済みません、もう一つ。
東電は、今回の解析で、圧力容器の破損は大規模ではないとしておりましたけれども、圧力容器は完全に破損して、溶けた燃料が格納容器の底に穴をあけて、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっているのではないかとの指摘がございます。そうなると、格納容器を水で満たす冠水作業は成立せずに、工程表の抜本的な見直しが必要ではないですか。
また、汚染水を除染して原子炉に循環させるなど、建屋全体を考えた冷却システムについての考え方に転換すべきではありませんか。これは提言ですけれども、このように汚染水を除染して原子炉に循環させる、全体を考えた冷却システム、こういうものにやはり組み立て直す必要があると思うんですが、いかがでしょうか。
工程表の抜本的見直し、そして安定化まで六カ月から九カ月としたスケジュールの見直しは必須となっているのではないかと思いますが、この辺について政府の見解をお伺いいたします。