田中和徳の発言 (環境委員会)
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○田中(和)委員 時間の関係で、もう大臣が参議院に向かわれなきゃいけないので、一つだけ、ひょっとしたら御答弁がもらえる時間があるかどうかわからないんですが、重大な問題だけ一つ申し上げておきます。
これも政府・与党の対応が遅いと思うのでございますけれども、首都圏では今、下水道の汚泥と一般廃棄物のセシウムの問題で騒然としております。
時間の関係で簡単に申し上げますけれども、実は、下水道の汚泥に関してはあくまでも当面の取り扱いということになっておりますが、一方、食品に関しては原子力安全委員会の定める摂取制限に関する指標値を食品衛生法の暫定規制値として採用しておりまして、セシウムとか放射性沃素とかウランなどについての基準があるわけでございますが、実は、飲料水とか牛乳などは、セシウムの規制値が一キログラム当たり二百ベクレルなんですよ。肉、卵、魚などは、野菜や穀類もそうですが、五百ベクレルなんですね。ところが、下水道の汚泥を、川崎などでは、焼いて、そして廃棄物にして、それをセメント会社に材料として引き取っていただいているんですが、その基準値は百ベクレル以下なんですよ。食べ物よりも極めて厳しい基準値になっているんですね。
ところが、百以下であっても、放射性物質、セシウムがあるということで、今、受け取りが拒否されています。百にすればいいんです、百以下に。だけれども、それもノー。セメントが売れなくなってしまう。会社のまさしく命運に問題がかかってくる。
そこで、実は、川崎市は内陸型の、八千ベクレル以下の埋立地が内陸部にないものですから、埋められるんですよね、八千以下だったら。ないんです。それで、実は……。どうぞ大臣、行ってください。もう時間でしょうから。副大臣とやりますから、どうぞ行ってください。聞いていただいて、後であれしてください。
ですから、結局、下水処理場の周りに野積みしてあるんですけれども、毎日膨大な量が出ますから、これから臨海部の管理型の埋立地の上に置いていくんですが、これもあっという間にいっぱいだと思います。
これは、たまたま川崎の話をしたわけでございますけれども、何も川崎だけじゃなくて、どこでも起こってくるんです。
実は、川崎では、生活ごみ、一般廃棄物のモニタリングもいよいよ始まるんです。そうなってくると、今度は、幾ら管理型の、内陸型の埋立地に入れるといったって、地域住民が許さなくなってきますわね。こういうものに対して、きちっとした基準と正しい知識を国民の皆さんにお伝えすること、政府が金銭的にも法律的にもどう責任をとるかということが一向に見えてこないんですよ。
きょうは吉野理事もこの席においでですけれども、多分、地元では全くもっとはるかに厳しい大変な毎日をお過ごしですから、私の話を聞いていて、何言っているんだという思いもおありだと思うんですけれども、私たちですら大変なことになっているんです。
どうされるんですか、これ。