阪口直人の発言 (環境委員会)
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○阪口委員 私は、これは日本人のメンタリティーとも関連しているような気がするんですが、日本人は、基準をとっていくところからが戦いだという意識が薄いと思います。例えばオリンピックなどを見ていても、浅田真央選手の方が技術的に難しいことをしているのにどうして点数が低いんだ、そんなことで、テレビの前で憤慨された方も多いんじゃないかと思います。私もその一人なんですが。
この性能評価の基準というのは、例えばフィギュアでいうと採点基準だと思うんですね。民間の努力をとにかく無駄にしないためにも、あらゆる手段を講じて戦略的にこういった標準化に関する努力をしていかなきゃいけない。これは他国は本当にしたたかにやってきますので、ぜひこれも、官民、そして政治が一体となって努力をしていくべきだと思っています。
先ほど、日本の味方をつくっていくことが大事だというお話をしましたが、特にアジアの成長を取り込んでいく、市場としてのアジア、これは大変に大きな可能性があると思います。
その中で、パッケージ型インフラ輸出という考えがありまして、例えば上下水道ですとか高速鉄道、道路、港湾など、システムで売っていく、また、ファイナンスからメンテナンス、さらに代金回収までしっかりとサポートしていくというような考え方がございます。御努力をいただいている分野でありますが、原発の輸出ということが私は今後は非常に難しくなっていくと思う中で、再生可能エネルギーの海外輸出、これを戦略の柱にしていくべきではないか、このように思っています。
冒頭に申し上げましたが、電気のない村で生活をしていた、そこに電気が入ってくるというプロセス、私は実感をしまして、そのプロセスにもいたことがございます。電気が入ることによって、子供が勉強する時間が生まれてくる、また、貧しい主婦がミシンを使って内職をする、そういった時間が生まれることで経済的に少しでも豊かになっていく、これがひいては民主化につながっていく、長期的に見てはそういった可能性もあると思います。
例えば、ミャンマーのような国に対する援助戦略としてもそうなんですけれども、こういった再生可能エネルギーを輸出していくということとODAを効果的に組み合わせていく、この点について御意見をいただければと思っています。