長島忠美の発言 (内閣委員会)
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○長島(忠)委員 幸いにして、日本の災害でそれほど大きな暴動が起こったとか略奪が起こったとかいうところはないんですが、残念ながら、海外の被災地ではかなり大きな略奪あるいはいろいろな事件が起きているという報道が実はなされています。
私は、大都会で災害が起きたときに、これだけ居住者でない人たちがいっぱいいる、そして海外の方もそこにおられるということを考えると、その人たちを本当に災害のときにどう誘導できるのか、どう情報を伝えることができるのかというのは、やはり初期の三日間にかかってくると思うんです。それをきちんと抑え切れないと、恐らく町として暴徒化した人たちを食いとめることはできなくなってしまうのではないかなと思うんです。
今私が心配をしているのは、残念ながら日本の警察あるいは自衛隊は多分そこに治安対策で出るわけにいかないでしょうから、そこのところを守る人たちは、情報を伝える役割を担う行政職員であったり、ある意味、NPOの団体であったりしなければいけないんだろうと思うんですが、その人たちにどれだけ責任を持って重い情報を、信頼を置ける情報を伝えてあげることができるのかというのがやはり大きな一点だと思うんです。情報の錯綜で暴動が起きることもあると思うんです。その辺はぜひお考えをいただきたいと思うんです。
事例を話します。
うちは山古志で、小さいんです、小さな村です。村を空っぽにしたんです、残念ながら。そうしたら、避難所に朝たった一人、こういう情報を漏らしました、村に人が入っていると。その情報が次の人に伝わったときには、村に泥棒が入っていると。夕方には、村じゅうを泥棒の集団が襲っていると。これがやはり怖いんです。
だから、そこのところを大都会で起こったときにどうやって防ぐことができるのか、そのことによって略奪や暴動が起きないかと心配なんです。その対策について、お考えがあったら少しお聞かせをいただきたい。