中川秀直の発言 (内閣委員会)
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○中川(秀)委員 委員長初め委員同僚各位に、昨年委員会で御協力いただいた天下りに関する予備的調査、御報告も政府からいただきました。お礼を申し上げたいと存じます。
その問題については、予算委員会、またこの委員会で同僚議員からもいろいろな御質問をいただいておりますので、私は、内閣の重要政策、国民生活の安定向上に関する経済問題について、一点に絞って、きょうは与謝野国務大臣と意見を交わさせていただきたいと思っております。余り質問通告していないので、大項目だけでございますから、その点はお許し願いたいと思いますが、私も所信を申し上げながら、御答弁するのは大変かもしれないが、余り細かいことよりも基本的な方針についての意見を交わしたい、こう考えますので、よろしくお願いをいたします。
まず、三月四日の参議院の予算委員会で、大臣、あなたは、なぜ事業仕分け人を中国文化大革命のときの紅衛兵に例えたのかという質問に対して、事業仕分けはミクロ的には正しいけれども、そのミクロ的な作業がマクロ政策と整合的でなければならないということを言われましたね。
私は、それは間違っているとは思いませんが、ただ、残念ながら、与謝野大臣こそ、今までミクロ的な作業の職人のような練達な御意見を言われたと思いますが、しかし、マクロ的な面では幾つか間違いをされてきたのではないか、そんなふうに考えているのでございます。
つまり、ミクロの増税ということについて職人のような御主張をずっとされてこられた、それは私なりの受けとめをさせていただいているんですが、常に、まず増税ありき、そういうことで、結局、マクロの経済政策運営、これについては幾つかの間違いをされているのではないかということを感じます。
そこでお尋ねなんですが、一月二十四日、経済演説で、あなたは、「二年余り前に発生したいわゆるリーマン・ショックにより、世界は金融・経済危機に陥り、日本経済も景気、雇用の大幅な悪化を経験しました。」というところから経済演説を始められましたね。しかし、このリーマン・ショックのときにあなたはたしか経済財政政策担当大臣でいらっしゃいました。そして、そのリーマン・ショックのときに、たしか、リーマン・ショックをハチに刺されたようなものと言っておられました。そんなことがありましたね。
私は、ことし国会冒頭の経済演説は、まず、リーマン・ショックをハチに刺されたようなものと見誤ったことの不明を恥じるところからお話を始めるべきだったのではないか、厳しいですが、そんなふうに思います。
二〇〇八年の九月に、あなたは、リーマン・ショックの影響について判断を誤ったんでしょうか。そして、その反省はないんでしょうか。いかがですか。