大谷啓の発言 (予算委員会第七分科会)

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○大谷(啓)分科員 ありがとうございます。
 本当にこれから成長戦略の中でかなり大きな、重要な部分ではないかなというふうに思っておりますので、ぜひ積極的な取り組みをお願いするとともに、日本の国民にもどんどん知れ渡るような取り組みをしていただきたいなというふうに思っております。
 ちょっと時間がなくなってきましたので、スマートグリッドを支える技術として、クラウドコンピューティングというのが、今、世界のIT市場の中で注目されております。現状、日本はやや立ちおくれてしまっているのかなという部分がございますが、ここの部分でしっかりと、日本ももう一回ビジネスモデルを立て直して市場の拡大をしていかなければいけないというふうに思っております。
 これは質問というよりお願いですけれども、この分野も、総務省なり経済産業省なり、それぞれがいろいろな取り組みをやっているわけでございますけれども、国策として、各省庁が連携してこれから取り組んでいただきたいというふうに思います。
 そういう中で、私は、クラウドの時代になると、やはり今までの受託開発型のビジネスモデルというのが変わっていくのではないかなと。例えば、今の日本のIT産業、特にソフトウエア開発などはゼネコンと一緒で、要は下請、孫請、ひ孫請と、末端に行けば行くほど給料も安いし、なかなかもうからない、こういう現状がもうここ何十年も続いてきている。ある種硬直化してしまっていると思うんですね。
 そういう中で海外を見ますと、例えばグーグルを初めとするように、最初からお金をどんどん投資して、パイをとって、パイをとってから、後からサービスの費用として回収する、こういうようなビジネスモデルが今かなり広く行き渡っております。
 こういう中で、やはり日本がなかなか国際競争力がないのではないかなというふうに思っておりますが、この辺の、クラウド時代における、例えば商流のイノベーションを経産省としてもしっかりと支えていただく必要があるのではないかなと。また、今までの受託開発の形でやっていくと、単に、大きいメーンフレーム、大型の汎用機のコンピューターがパソコンの集積に変わったというだけで、何も日本のIT産業の中でイノベーションが起きないというふうに思っておりまして、そういう商流を変えていくということに対して、ぜひ経産省としても積極的にかかわっていただきたいなと。
 いろいろな検討をされている中で、今、例えば研究会ですとかそういうところで、例えば大手の通信キャリアですとか大手の電機メーカー、総合電機メーカーとか、そういうところが入っていろいろこれからのビジネスモデルなりを議論していても、なかなかそういう新しいイノベーションが出てこないんじゃないかなという危惧を私はしております。
 そういう意味で、こういうイノベーションを起こすための施策について、もし何か考えられていることがあれば教えていただきたいというふうに思います。

発言情報

speech_id: 117705271X00120110225_019

発言者: 大谷啓

speaker_id: 27502

日付: 2011-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第七分科会