平智之の発言 (予算委員会第七分科会)

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○平(智)分科員 ありがとうございます。
 私もベンチャーにかかわる現場の皆さんとよくお話をする中で、運転資金を何とかしたいという考え方ではベンチャーにならない、発想は新しくても。やはり、世界市場全体をとりに行くぞ、三割、四割とりに行くぞという、大きなアップサイドをねらっていくものが後に雇用を生むわけですから。繰り返しますが、運転資金を何とかしようという考え方、あるいは、これまで継いでこられた家業の中から若干微修正をしたビジネスは、それはそれで応援する必要があるが、ベンチャーファンドの対象ではないと私は考えていまして、大きなアップサイドに大きな雇用が生まれるものを千の中で三つ探すという、夢に投資をするというのが公のお金が入った投資ファンドではないかという提議をさせていただきたい。ぜひそういう考え方も、先ほど中山政務官のお言葉どおり検討いただきたいというふうに思います。
 続いて、産業革新機構のことについて、この話に関連しますのでお尋ねをします。
 産業革新機構は、この資料の二ページにございますとおり、四つの分野に分かれた投資の考え方を持っておられる。そして、絵がかいてございますが、研究開発のアーリーステージのさらに早い段階から、研究開発ステージ、製品化ステージ、事業化ステージというぐあいに時系列で流れておりまして、そのすべてを投資対象とされている絵づくりになっております。これは産業革新機構のパンフレットからコピーをしたものでございますが、どうなんでしょうか。産業革新機構も、これは公のお金でございますから、事業化直前であるなり、大きな企業からマネジメント・バイアウト等で出てくるものについては、これは民間のお金がリスクをとりにいける分野と考えてよいのではないでしょうか。
 産業革新機構がぜひとも取り組んでいただきたいのは、やはりベータ版や試作版もないような、まさにRアンドDや、サイエンス・アンド・テクノロジーと呼ばれるSアンドTのアーリーステージのかなり前の段階、民間のエクイティーファンドが手をつけられないリスクを持った非常に初期の段階にこの公のお金が入っていくということが必要ではないかというふうに思います。
 もとより、産業革新機構のような組織は、私は日本に必要であると考えております。これは、イギリスにおけるカーボンファンドなり、ドイツにおけるハイテクファンドも国家のお金で運用されているわけで、日本でもこれは必要だと思いますが、問題はその投資先。アーリーステージの早い段階に限定して投資をしていく必要はないか、御所見をお伺いします。

発言情報

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発言者: 平智之

speaker_id: 21218

日付: 2011-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第七分科会