北澤俊美の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(北澤俊美君) 今般の事故を踏まえますと、原子力災害への対処に活用する装備を更に充実し、自衛隊の化学科部隊の対応能力の強化を引き続き図っていくことは極めて重要であるというふうに認識をいたしております。
御案内だと思いますが、新防衛大綱や新中期防においても、核、それから生物化学兵器による攻撃や、さらに原子力災害などの特殊災害への対処能力の向上を図るために、NBC偵察車の整備や各種訓練を実施する等の取組を行うことというふうに明記をいたしております。
これを踏まえて、この二十三年度予算においては、NBCの偵察車の整備、それから個人用防護装備、そして除染車、除染装置、それから今申し上げましたNBCの防護訓練などに必要な経費として六十八億円を計上いたしておるところであります。
NBCの偵察車の整備については、これはかなりの量を必要とするという考え方でありますが、全体の現在保有する防護車等の関連等も含めまして当面二両を要求をさせていただいておりますが、今後これにつきましてはしっかり整備をしてまいりたい。それは、今回のこの災害対処についてしっかりした検証等をしていかなきゃならぬというふうに思っておりますし、またさらに、米軍のCBIRFとの訓練をしっかりさせていただいて、米軍のCBIRFの状況等も勘案しながら新しい体制を取っていきたいと。
それで、この第一次補正予算においても、災害への対応をより効果的に実施するために、個人用の防護装備や偵察要員用防護セットなどの装備、器材を整備するために必要な経費も計上させていただいておりまして、これについては、是非また御審議の上、いち早い成立をお願いをいたしたいというふうに思います。
いずれにいたしても、核、生物化学兵器による攻撃や原子力災害等に対処することとなった際に、自衛隊が持てる能力を最大限に発揮できるように必要な体制の維持、構築に引き続き努めてまいりたいというふうに思いますが、委員の皆様方にも十分御理解をいただいて御協力をいただくようお願いを申し上げる次第であります。