水戸将史の発言 (財政金融委員会)
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○水戸将史君 私は拙速に消費税を上げることにはもう大反対なんですね。もちろんいろんな理由があります。選挙に有利、不利とかそんなことじゃありません。
やっぱり景気動向、デフレ等々の脱却も含めてもそうでありますけれども、古今東西、これは歴史の証左なんですけれども、いわゆる消費税を上げる、まあ消費税を上げるということは裾野が広いものでございますから、いわゆる高額所得者や低所得者を含めてなんですけれども、非常に消費の買い控え、マインドを冷やすということになって、これは景気のダメージを大きく与えます。これはもう釈迦に説法でありますけれども。
で、私は、もちろん財源的な問題は確かにありますけれども、もし、まず第一段階で税をどうしても上げなきゃいけないというのならば、私は所得税を上げていくべきだと思っております。いわゆる所得税の最高税率、今非常に日本は、諸外国から比べても、低い高いは別といたしましても四〇%、昔は七五%もありました。
消費税を上げることと所得税を上げることの違いというのは、これは、消費税は先ほど言ったように、上げればあらゆる層に関しましてそのマインドを冷やしてしまう。しかし、所得税の最高税率、いわゆる高額所得者の税率を上げても、じゃ、そこで勤労意欲がそがれて働かなくなるか、その人の所得が減退するかというと、そうではありません。やっぱり人はそれぞれ、高額所得者になればなるほど、もっともっと稼いでいこう、もっともっと所得を増やしていこうというようなことを含めていわゆるそういう形のマインドも働くものでありますから、今までの古今東西の歴史を見ていただいても、消費税を上げた段階、日本も平成元年、平成十年もそうでありましたけれども、その直後から何年間は非常に景気が減退いたしました。しかし、所得税を上げたことによって、そして全体的な景気が下がるということは、今までの歴史の中では余りありません。
そういうことを含めて考えていっていただければ、やっぱりこの税と景気の動向というものを含めて考えていかなきゃいけないということを踏まえて、やはりこれは拙速に私は消費税を上げる。確かに社会保障のものに関しましてはいろんな財源が必要でありますけれども、復興財源やまたこれからの社会保障問題に関しましては、是非所得税の最高税率を含めた上においての、そういうことをまず念頭に置きながら税制論議をしていっていただきたいということを強く要望し、またコメントがあればよろしくお願いしたいと思っています。