片山善博の発言 (総務委員会)
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○国務大臣(片山善博君) 私が今引用されました二〇〇二年に財政の将来は分からないと申し上げましたのは、知事をやっておりましたときに、鳥取県の財政の将来像というのは本当に分かりませんでした。といいますのは、あるとき国は行け行けどんどんで、どんどん借金をして仕事をしなさい、後で全部面倒を見てあげますという、こういうお誘いとか号令が掛かるわけで、それを信じてやったら、途中ではしごを外されて、ばっさり交付税を減らされるというようなことでありまして、翻弄されているということがありました。
ですから、そのときに私が申し上げましたのは、分からないでほうっておくだけではなくて、乱高下をするようなそういう財政運営、地方財政の仕組みというのはやめてもらいたい、何か起債の事業をしたら後で補填があるというようなことは基本的にはやめてもらいたい、自治体にとってより見通しが立つような、そういう制度にしてもらいたいと、こういうことを言っておりました。
特に、交付税も毎年の財政当局との折衝によって総額が変わってくる。たまたま声の、おられませんけれども、声の大きい方がおられたときには交付税が増えるとか減らないとか、そういうことが実際あったりしたんです。
ですから、そういうことでは困るので、もっとルール化をして、そういう変動要因じゃなくて、ルール化をして自治体にとって将来の地方交付税の総額がある程度予見できるようにしてもらいたいと、こういうことをずっと主張してきました。
ですから、今、総務大臣になりましたので、地方交付税を是非一つはルール化をしたいと。これも一挙にはできませんけれども、できるだけ客観化されてルール化された姿にしたいということで取り組んでおりますし、それから、さっき言いました、地方債でもって国の政策誘導をして何か国のしてもらいたいことをやったら後で交付税が増えるというような、そういう仕組みもやめようと、こういうことを今心掛けているところであります。
当時の自分の考えたことを、是非それを教訓として国政に生かしたいと思って今取り組んでいるところであります。