徳永エリの発言 (予算委員会)

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○徳永エリ君 ありがとうございます。しっかりと予算を付けていただきたいと思います。
 さて、ここでちょっとこのコンテンツ産業というものを誤解している方が結構多いのでお話ししておこうと思いますが、そもそもコンテンツというのは漫画やアニメやゲームソフトのことではないんですね。これはあくまでも形態なんです。コンテンツというのはその中身のことなんですね。例えば、人でも雪でも日本の文化でも生活スタイルでも、これ全てコンテンツなんです。日本には地域によって様々な特徴的な文化がありまして、それをコンテンツとして映像や映画、グッズなどの形態を使って世界に知らしていく、活性化させていくということによって地域の産業も活性化していくんです。
 今日たまたま朝、ワイドショーを見ておりましたら、ディズニーアニメの最新作の「カーズ」が紹介されていました。今度、この「カーズ」は日本が舞台になっているんです。日本の町並みや富士山、それからシャワートイレなどの日本の生活様式もアニメーションの中で紹介されているんです。映画館でたくさんの方がこの映画を見る、そしてその後DVDにもなって世界中の人が見る、またグッズにもなっていく。このことによって、何もしなくても世界中の人がどんどん日本の文化や日本の景色や日本の生活様式を知っていく。コンテンツの力というのはそういうものなんです。
 これをほかの国にやってもらっていては駄目なんです。日本の国が日本の国を多くの人に知ってもらうために様々なコンテンツを使っていかなければいけない。そのためには地域コンテンツを世界に向けて発信していく、そういう努力を続けていただきたいと思います。
 また、各国のコンテンツ産業の振興の政策があるんですけれども、各国はコンテンツ産業の波及効果をしっかりと認識していまして、政府主導でその強化に努めているところです。
 例えばイギリス。クール・ブリタニカの下、創造産業育成に注力をしています。金融機能強化と車の両輪であります。例えば、デザイン産業は百十六億ポンド、約二・七兆円、雇用者は約十八万人を達成しているんですね。
 それから中国。中国文化産業投資基金を設立予定で、総規模は百億元、約一千三百億円規模となる予定であります。株式投資などの形式で国内文化産業企業支援を行うことも明示しています。
 そして韓国。韓国は、文化大統領宣言をしておりまして、二〇〇七年までに世界五大コンテンツ大国の目標を提示し、コンテンツ振興ファンドを設立しましたが、これは約五百億円であります。その後、年九%の成長を実現しておりまして、今クール・ジャパンに対してKウエーブというのが大変に元気があります。
 日本もこういった国としての大きな取組をしていかなければ、コンテンツ産業を振興しよう振興しようと言ってもなかなか進んでいかないと思いますが、この取組に対する決意を最後に池田副大臣に伺いたいと思います。お願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 徳永エリ

speaker_id: 20986

日付: 2011-03-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会