矢崎公二の発言 (環境委員会)

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○矢崎委員 中立公正、透明性ということに重きを置いて人選をされたという大臣のお気持ちは痛いほどわかるんですが、なかなかその辺が国民に伝わっていないというふうに思います。そういう意味では、十分に情報公開ができていないという思いがしております。
 この原因は幾つか考えられますけれども、一つは、国会のルールで、国会の同意人事は事前報道された案は受け付けないというのがございます。
 衆議院の議事課に聞いてみましたけれども、このルールは、二〇〇七年の十月三十一日に衆議院と参議院の委員長の申し合わせで誕生したということでございます。当時の委員長は、衆議院が自民党の笹川堯さん、それから、参議院が民主党の西岡武夫さんということです。
 政府の人事案が国会に提示前に報道された場合、原則として当該案の提出を受け付けないという内容で、当時野党だった西岡氏が強く主張した経緯から西岡ルールというふうに呼ばれているそうですけれども、そもそもこのきっかけは、マスコミに地方分権改革推進委員会の一名が事前に報道された、その報道された翌日に二十八人分の人事が事前報道されたというのがきっかけだということを伺っております。
 私は、このルールをやはりきちっと見直さなきゃいけないという思いがしております。このルールがあるために、政府は限られたスタッフの中で同意人事を考えなければならない。しかも、同意人事を決めた後にも、国会議員がきちんとその人物の評価をするという機会が十分に与えられていないんじゃないかという思いがしています。その意味では、つまり国民が、ある意味、同意人事の人材の方々の品定めというか、評価をする機会について不都合が生じているのではないかという思いがしております。
 今回の規制委員会の委員長候補については例外的に所信の聴取というものが行われましたが、他の委員候補については行われておりません。今週中にも本会議で採決が行われるということですが、私は、できればこういった委員の方々にもお話を聞くという機会が必要ではないかというふうに思っております。
 国会同意人事のうち重要な案件というのは、そういう仕組みが日本でもございます。法律ではございませんが、国会の取り決めで、いわゆる人事院の人事官とか、会計検査院の検査官とか、公正取引委員会の委員長、日銀の総裁、副総裁、そういう方が該当します。
 米国においては、大統領が指名する政治任用者の人事あるいは大使の人事、そういったものについて議会が承認するプロセスがあって、指名承認の公聴会の場であらゆる質問をして、その公聴会をくぐり抜けなければ承認をされないという仕組みがあります。ちょっと形は違いますが、イギリスにもそういう仕組みがあるそうでございます。
 その意味では、日本でもこうした仕組みをきちんとつくっていくことが大切だというふうに考えておりますけれども、大臣はいかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 矢崎公二

speaker_id: 11019

日付: 2012-08-07

院: 衆議院

会議名: 環境委員会