赤松正雄の発言 (憲法審査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
 今、先ほど来のきょうのこの審査会の議論を聞いておりまして、日本人特有の、過ぎたことは水に流すということがあるので、余り、ここでまた再び言うのはどうかなと思ったんですが、若干、ちょっと気になる言葉が交わされたので、少しコメントをしたいと思います。
 といいますのは、今現在の与野党のこの審査会のメンバーの中から、ある方は、要するに、結局、この憲法審査会において、準備期間が三年、予定された三年が過ぎて、そしてさらにまた一年、公布されてから四年余りが、いや五年がやがてたとうとしている状況の中で、宿題として課された問題が解決されていない、こういう事態に対して早急に解決すべきだということを先ほど小沢幹事が申されました。
 あるいはまた、野党の共産党の笠井委員からは、要するに、こうしたことが起きてきた、つまり、今申し上げた、足かけ五年ほどの期間が無為に過ごされてきた、つまり立法の不作為と言ってもいいような状況が起きてきたというのは、要するに、国会審議を見守りつつという表現をとられて、政府の皆さんからすれば、立法府の方が、宿題は立法府が出したのかどこが出したのか定かでありませんが、残された宿題について国会審議が余り進行していない、そういう状況があるがゆえに余りきちっとした答えが出せなかった。つまり、宿題を出した方が何となくいいかげんな状況になったので、宿題を片づけるべき当面の場所としての行政府もなかなかすぐには応じられないというふうなことが酌み取れるようなきょうのこの審査会におけるやりとりであった、こういうふうに思います。
 私は、ここで、私自身の反省も含めて、立法府、行政府ともどもに反省をしなくちゃいけない部分があるんじゃないか、そんなふうに思います。
 さっき橘部長が、船田・元衆議院議員、そしてこの中心となって答弁に立った船田さんの参議院における答弁の中身を紹介しておられましたけれども、私もやはり同じように、こうした、先ほど来申し上げておりますような、不幸にして、当初二年と言っていたのを一年延ばして三年間の準備期間をつくった、にもかかわらず、結局その期間が無為に過ぎてしまったということは、当時はそんなふうになるということは考えてもいなかったわけですけれども、まことにもって残念な結果になってしまった。
 だから、今の与野党、もちろん憲法に対する基本的な姿勢が違う政党もありますけれども、今の与野党、与野党が構成する立法府、そして行政府の皆さんも、ここで一遍しっかりと仕切り直しをして、過去のことは過去のこととして、反省すべきは反省をして、きちっと体勢を立て直して残された宿題解決に取り組まなくちゃいけない、こういうふうに思います。
 あわせて、さっき笠井委員からの指摘がありましたけれども、憲法にまつわるこうした国民投票法ということの、改正手続にかかわる国民投票法に関しての十八歳投票権、こうなると、どうしても皆さんにおける意識が、憲法改正に絡めて十八歳というふうな印象、イメージが非常に強いということは確かにあろうかと思います。私どもも選挙権十八歳というのはかねて主張しておりますので、余りこれ二つを絡めない方がいいな、十八歳は十八歳として、選挙権年齢の引き下げという問題はその問題として、しっかり別途取り組む必要があるのかなということもあわせて感じたことを申し上げさせていただきまして、私の発言とさせていただきます。

発言情報

speech_id: 118004183X00120120223_048

発言者: 赤松正雄

speaker_id: 4375

日付: 2012-02-23

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会