中屋大介の発言 (社会保障と税の一体改革に関する特別委員会)
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○中屋委員 ありがとうございました。
最後に介護職員の処遇改善についてちょっと一言触れていただきまして、そのことについて次に質問させていただきたいと思います。
増加する介護のニーズに対応して、高齢者が将来にわたり安心して介護を受けられるようにするためには、介護人材の確保や質の向上が課題になってくると思います。
それで、福岡県で働いている私と同じ三十四歳の、介護労働者というか介護の職場で働いている男性に、職場の雰囲気をちょっと教えてくださいよということで言いましたら、返事をいただきましたので、ちょっと紹介したいと思います。
まず、仕事に関しては、やりがいがあり、すばらしい仕事です。しかしながら、その対価としての報酬が低いのは変わっていません。うちの職場の男性はみんな独身、やはり、結婚を考えると今の仕事でいいのだろうかというのは、みんな持っています。大体五年ぐらい働いていらっしゃる方ですが、私が入社してから数人の男性スタッフが泣く泣くやめましたが、やはり嫁さんを食わせないかぬという理由です。女性は幸い独身はいませんが、独身の方は、子育てをしていくということはここの賃金でできるのかという気持ちがあるかなと思います。
私が今いる夜勤なしのデイサービスだと、手取りが月に十四万円ぐらい。これは資格を取ってからの金額ですから、資格を持っていないと十三万円かそれに満たない額です。特養などの夜勤ありでも十六万ぐらいで、周りの友達にも話せませんし、彼はそろそろ身を固めようとして婚活パーティーにも行ったりするんですけれども、そういう場でも給与はなかなか伝え切れません。仕事内容は胸を張って誇れるんだけれども、給料は一番聞かれたくないです。絶対に自分からは話さないです。
利用者さんもこの給料が安いということはテレビなどで御存じで、利用者さんからも、あんたたち、給料低いとやろというふうに心配していただいて聞かれたりします。ところが、そのときに、はい、低いんですよと答えることもできないので、うやむやにしてごまかしている状況です。
介護職は、独身の間はいいかもしれませんが、将来を考えたとき、泣く泣く業界を去るのは悲しいことだと思います。今後、高齢化率は高くなるのに、介護職がますます足りない状況になることは目に見えています。介護職が足りない、そして在籍しているスタッフに負担が集中する、そして退職するということの繰り返しになってしまっている。
そういう話が今の現場の状況だということでした。
さて、こういった介護を担う人材の確保や処遇改善に向けて政府はどのように取り組むのかということをお聞かせください。