細野豪志の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○細野国務大臣 まず一点、正確に御説明をしたいと思いますのは、我が国の判断基準において閾値というのは設けておりません。
 したがいまして、二十ミリシーベルトのところではっきり線があって、そこから上は危険で、そこから下が安全ということではないんです。いわゆる確率論的な影響があるだろうという、言うならば比例する形で減ってくるという、そういう考え方に立っています。
 だからこそ、二十ミリと我々が想定をしているところも、実際にそこで生活をしている方々の被曝線量というのは、大体五ミリから四ミリぐらい、そういう測定の結果が出ておるんですが、それでも、それよりさらに低い方がいいですから、優先的にそういったところから除染をする。二十ミリのところをまず十ミリにする、十ミリのところを五ミリにする、そういう考え方をとっておりますので、閾値という考え方はとっていないということです。
 先ほど経産省の方から答弁がありましたのは、これは、百以上についてははっきり結果が出ているけれども、百以下については、明確な、言うなら疫学的なデータがとれていなくて、ほかのがんのリスクに埋もれてしまうので、居住可能な区域としてはICRPも言っている二十ミリというのが一つの線ではないか、そういう説明をしたということであります。
 したがいまして、もう一度申し上げますが、二十ミリの放射線量のところが大変いい環境であるということを申し上げているわけではなくて、それについてはできるだけ下げる努力を我々は緊急でしなければならない、そういう認識を持っております。
 NHKの番組につきましては、実はちょっといろいろと、果たしてその発言が正確に公知されたのかどうかということも含めて、いろいろ専門家の中で議論があるようでございまして、そのままICRPの見解として受けとめるということではなくてもいいのではないかと。
 ICRPの報告書自体は実にいろいろなことが書いてありまして、私も基本的には全て読んでおりますが、これに関するところは。いろいろなことが書いてある中で、全体のバランスとしては、二十ミリというところの一つの線というのが示されているものというふうに承知をしております。

発言情報

speech_id: 118004858X00620120308_010

発言者: 細野豪志

speaker_id: 7754

日付: 2012-03-08

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会