竹本直一の発言 (内閣委員会)
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○竹本委員 特に構造改革特区と比べますと、私は、何か面的な要素が今回の総合特区制度にはあるのではないかなというような感じがするんです。
規制緩和ですと、例えばどぶろくの制度について規制を緩和して、緩和されれば誰でもできる、こういうふうになっちゃうんですね。ところが、今回のいわゆる総合特区というのは、ある程度面的な広がりを持って、そこににぎわいをもたらすというようなことがやはりあるんじゃないか。一つは国際的な視点でやる、一つは地域の特性を生かした地域活性化の視点でやる、こういうことだろうと思うんです。
私は、大阪ですけれども、大阪には関西イノベーション国際戦略総合特区というのが昨年の暮れに認定をされたということになっているんですけれども、住民の方は余り御存じないです。それで、盛り上がりというと、そんなにあるのかなという感じでありまして、関係の、例えば医療特区とか言っていますけれども、どの程度の声があるのか、私、ちょっとよくわからない、こういう状況なんですよ。
ですから、話は非常にすばらしい話で、誰も反対する話じゃない。だって、税制、財政、そして規制緩和も含めてやるわけですから、非常にいいはずなんですが、なぜもう一つ熱気が出てこないのかなという感じがちょっとしているんです。それは、よく考えると、やはり特区というのは、ほかの地域と比べて格段に差別をして格段に優遇するとか、こういうものがないと、どっちに行っても余り変わらないんじゃないか、こんなふうになっているのではないか。
そういう目で海外を見ますと、シンガポールやこういったところは、中国の浦東もそうでしたけれども、大幅な、例えば十年間税を無税にするというような、極端な傾斜をつけて海外から人、物、金を呼び込みましたね。そういう発想でやっていただかないと、名前はいいし、誰も反対しないけれども、そんなに魅力があるのかな、どの程度のものかな、こういうような感じがあるんじゃないかと私は思うんです。
どうしてこの程度の優遇措置でおさまったのか、その辺の事情をちょっと教えてもらいたいと思います。