竹本直一の発言 (内閣委員会)
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○竹本委員 おっしゃるように、韓国とか一位の中国とか、あるいはシンガポールとか、こういった国は、国を挙げてやっているんですよね。それは成功しているということなんですが、日本の場合は、貿易立国ではありますけれども、GDPに占める輸出入の割合なんて十数%、非常に内需が大きいですから、必ずしもそれだけにこだわるわけにいかない。確かにそういう点はあります。ですけれども、せっかくつくるんだったら、やはり成功させたい。私も地元の者として特区は成功させたいんですけれども、もう少しいろいろな知恵がないものかなというふうに思うわけです。
私が取り寄せました、役所の方でつくってくれた資料ですけれども、今大臣がおっしゃった例えば医療機器は、今、二〇一〇年で六百六十億のものが、二五年、十五年たつと二千八百億円になる。一つびっくりしたのは、リチウムイオン電池、今現在二千三百億が、十五年後には三兆八千五百億、こんなにふえる。これじゃいいじゃないかと私は思ったんですけれどもね。こういうことをきちっとやるには、それを支える地域のいろいろなことをやはり考えなきゃいけない。
そうなると、当委員会の議題ではないかもしれないけれども、今、羽田空港は国際化がされてどんどん使われていますよね。これはやはりそれなりに需要があるからなんですね。
今、近隣の諸外国、例えばソウルとか上海とか香港とか、こういったところから日本に来る人たちは、日帰りのビジネスが非常に多いんですよ。朝ソウルを出て夜ソウルに帰っているんですね。これで日本で用事を済まそうと思ったら、もう羽田しかないんですよね。関空は遠過ぎる、成田も遠過ぎる。そうすると、全部お客さんは東京へ来ている、関西活性化にならない。わいわい口では言いますけれども、なかなか元気にならない。
だから、私は、伊丹空港を国際化、大阪国際空港ですから、国際便を使えばいいと思うんですよ。いずれ、関空と大阪市内の中心部とを七分で結ぶリニアをつくれという提案を我々は自民党大阪府連として出したんですけれども、これができれば伊丹空港は要らないかもしれないけれども、それができるためにはやはり十年、二十年はかかるわけですから、その間は国際便を飛ばしたら、羽田に奪われている客が全部伊丹に来る。そして、伊丹からすぐ、医療拠点に近いわけですから、いろいろ輸出入においても便利になるし、非常に大阪は栄えるのではないかというふうに思っております。
ですから、そういう特区を支えるいろいろなインフラ整備、こういったことも知恵を絞らないといけない。せっかく持っている資産を十分使っていないんじゃないか、私はそんな感じさえするわけであります。
そういったことも含めて、この特区が成功するために、あなたたちそんなこと言っているけれどもこういうことが欠けているじゃないか、そういう指導も、指導というか相談、これはぜひやはりやっていただきたいなと。そのためには、国としても、今までの政策を改めなきゃならないところが出てくると思うんですよね。大阪国際空港、国際とついていて何で国際便を飛ばさないのか、やはりおかしい話なんですよ。
そんなことをすごく思いますので、ぜひ、日本の医療機器や医療技術の発展を考えれば、本質的な、本格的なものをやはりやってもらいたいなと思っております。
その意味で、PMDA—WESTですか、これも、いわゆる治験等の試験をやる組織が東京本部には七百人ぐらいおりますが、そのうち十五人ぐらいを関西に持ってくる。何か、私、素人だけれども、そんなことでできるんかいな、こういう感じであります。七百人いるなら半分大阪へ持ってくるとか、せめて百人ぐらい持ってきて別のことをやらせるとかやらないと、何か、どこまで本当かなと。やっていますというだけじゃないかなという感じを持つんです。
やはり、そういう一般の人の受け方が大事なんですよ。おお、いよいよ始まるな、こう思わせると必ずいいものができてくると思うんですが、川端大臣も同じ関西ですから、そういった意味で思いは同じになると思いますけれども、御所見をちょっといただければありがたいと思います。