鳥畑與一の発言 (郵政改革に関する特別委員会)
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○鳥畑参考人 私の能力を超えた質問もございますが、まず第一点、国債運用の適切かということですね。
従来、財政投融資を通じて国債の引き受け、これが国家財政の市場規律といいますか規律を弱めているという批判があったわけですね。しかし、今の時点でいえば、それが逆に日本の国家財政の安定性、つまり、ギリシャをきっかけにして欧州の各国が財政危機、投機的な攻撃にさらされている中で、これだけ財政赤字、GDP比二〇〇%というような財政赤字を抱えている日本の国債がなぜ信用されて買われるのかということは、要するに、日本が経常収支黒字で、国内の貯蓄で基本的には赤字を賄っている。その安定的な消化の中で、日本の郵貯それから簡易保険における国債の運用が非常に大きな役割を果たしているというふうに私は考えております。
そういった意味で、もちろんこれだけの巨大化というのは望ましいことじゃないかもしれませんが、現段階においてこれだけの財政赤字を抱えていて、これだけ不安定な国際金融情勢の中で国家財政というものが投機的な攻撃の対象にいつさらされるかもわからない、こういう時代においては、こういう国民の貯蓄で国の財政赤字を支えるという仕組みがむしろ非常に貴重な役割を果たしているんじゃないかというふうに考えております。
二点目の方は、ちょっと私としては判断しかねますので、御容赦いただければと思います。