赤松正雄の発言 (予算委員会)

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○赤松(正)委員 今おっしゃった多面的な議論を経ているというのは、政府部内、まあ与党も含めましょう、政府部内のことであって、今申されたようなことが国民的な議論の場に供されていない、そのことを私は指摘をしたいわけです。
 私は、この問題について三つの角度があると思うんですね。きのうの答弁でも言っておられた、平和主義の理念は堅持するんだ、こうおっしゃっているその側面。それから、今言われたような、私が拙速と申し上げたことに対して、そうじゃないということを言われました、この経緯の問題。そして三つ目は、ではこれからどういうふうにしてこの原則が展開されるということについて歯どめをつくっていくのか。この三つの観点が大事になってくると思うんですね。
 まず、その経緯のことでありますが、今も大臣がその部分をおっしゃいましたので、私はその経緯のことを申し上げますけれども、今言いましたように、一昨年の暮れに一応決められたんでしょう。その中で、政府内から異論があって、慎重にやろうということで、結局約一年間、それが先延ばしにされてきた。では、その間、しっかりとした議論が、国民に対してしっかりわかる形で、政府も、重大なこの国是というべきものを変えるんだということについて懇切丁寧な説明をしたのか。していないですよ、総理大臣。していない。それをあたかも、政府部内でいろいろな会議をやったから、そういうことをやってきたかのように言われるのは私はおかしい、そう思うんです。
 国会の場でも議論がされた。この一年間されているんです。何回そのやりとりがあったか御存じでしょうか。御存じないと思いますね。そこまでは御存じないですね。私、調べました。衆参両院で、人数にして、衆議院で十人。同じ人が二回質問していますから十一人。参議院で三人。これを多いと見るか少ないと見るか。私は極めて少ないと思いますよ。十人の方が取り上げて、本会議であるとか安全保障委員会であるとか、いろいろな委員会で質問をされているわけですけれども、これは、普通の委員会審議でいえば一回か二回ですよね、その人数は。時間までは調べておりませんけれども。
 というふうなことで、国会の場においてしっかりとこの問題をめぐってこの一年議論をされてきたというふうには当たらない。しかも、同時に、今回の、総理大臣が、私に言わせれば、この半世紀近くの間、日本の政治がしっかりと守ってきたことを変えられたという結論を出された経緯が大いに問題ありです。
 十二月二十七日に閣議決定されたんですよね。その以前に、私はここに副大臣を呼んで質問をしたいと思ったんですが、私たち野党が聞いた情報によれば、関係副大臣会議がまだまだ続くということを私たち野党に、公明党の外交、安全保障の会合に来てその役人は言われましたよ。まさか年内に決めるということはないだろうねと言いました。大丈夫です、まだ副大臣会議は全部煮詰まっていませんから、年内ということはありませんと言っていたのに、何ですか、総理大臣、ばたばたとこの年末に決めちゃったんですよ。委員長もうなずいておられますけれども。
 どうですか、総理大臣。

発言情報

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発言者: 赤松正雄

speaker_id: 4375

日付: 2012-01-31

院: 衆議院

会議名: 予算委員会