糟谷敏秀の発言 (予算委員会第七分科会)

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○糟谷政府参考人 先生御指摘のように、太陽光発電は出力が変動するという特性がございます。
 例えば、平成二十二年度から私どもがやっております調査によりますと、十キロ四方のメッシュで見た場合に、これはとり方にもよりますけれども、二十分間で最大三割から五割変動するという結果が出ております。このため、余剰電力が発生することもあれば、周波数が乱れたり、電圧上昇が生じるおそれもございます。
 こういうことが起きると産業機械などに悪影響が予想されますので、従来は、再生可能エネルギー電源の電力系統への接続に当たっては、接続のルールを設けましたり、それから技術要件ガイドラインを設けまして電力の品質を規定して、系統上の問題が生じないように確認を行ってきたところでございます。
 ただ、これからさらに再生可能エネルギーを導入拡大するに当たっては、さらなる系統安定化対策を早期に検討していくことが重要であると考えております。先ほど申し上げたような余剰電力、周波数の乱れ、電圧上昇、こういった問題に対しまして、私どもはさまざまな技術開発等を行ってきております。
 例えば、スマートグリッドでありますが、双方向通信を活用しまして、系統から再エネルギーの制御、発電の制御を行いましたり、先ほど御指摘がありました電気自動車とかヒートポンプといった需要面で余剰電力を活用する、そういった意味での最適制御、さらには、配電系統での電圧の監視制御、こういったものを適切に行えるような技術開発を行っておるところでございます。
 これに加えまして、より広い、広域の系統でこの変動を受けとめますとより頑強に対応することができますので、そういった系統の広域運用のあり方についての検討も含め、今後とも再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、できる限りの系統安定化対策をしっかり進めてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 糟谷敏秀

speaker_id: 2140

日付: 2012-03-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第七分科会