森本敏の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(森本敏君) 日本がいわゆるグローバルな平和と安定のために協力をするという範囲は、領域の中及び領域の外と両方場面があるわけでありますけれども、この種の日本の、特に領域外における日本の協力は、湾岸戦争の後、御案内のとおり、いわゆるPKO法を通して国際協力に出始めた。PKOが質的にも量的にも数の上においても格段に向上し広がって、この間における自衛隊の活動には現在のPKO法を手直しをしなければならないような事項が幾つか出てきた。これは、PKOをできるだけ自衛隊が質の良い活動をするために改正をする必要があるという問題意識が政府の中にずっとあって検討を続けてきたわけです。
一方、日米協力については、旧ガイドラインは、はっきり申し上げると、どちらかというと、日本の領域の中において米軍にどういう協力ができるかということを主たるテーマとして作られたものを、一九九七年のガイドラインの改定のときに、日本の周辺、特に朝鮮半島事態に日本が何ができるかということをガイドラインで決め、それを法律の形にしたものが周辺事態法です。これも、九七年のガイドラインは今や十五年たっていて、ガイドライン及びそれに基づく周辺事態法を見直してどこまで日米協力を進めるか、この問題に、課題に我々は直面していると思います。
つまり、広い意味での国際協力とそれから日米協力と、共に十五年以上やってきた実績を踏まえて、今新しい課題を抱えて我々はどういう見直しをして新しい同盟協力ができるのか、こういう状態に現在はあるのではないかというふうに私は認識しております。