森本敏の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(森本敏君) 外務大臣の御答弁で全て尽くされていると思いますが、少しだけ付言すれば、今のお話のように、何か事態があった場合、アメリカはグローバルパワーですが、御覧のとおり、アメリカの議会で国防予算も相当、これから十年間に五千億ドルに上る国防予算の削減を迫られており、兵器体系においてもアジア太平洋を重視するという方針を明らかにしていますが、なかなか今、中東、湾岸、イラン、例えば東アジア、二正面で作戦をする、同時に二正面で作戦する能力は少しおぼつかないのではないかと思います。その分を例えば日本に一部役割を分担してほしいという要望が出てくることは、これは現実政治の中であり得ると思います。
 その際、我が方が決断をしなければならないのは、今外務大臣のお話のように、結局、同盟を含む我が国の国益をどう考えるか、もう一つは、その国益を考えるために何をするかではなく、日本の法体系の中で何ができるのか、この二つの問題のトータルの答えとして我が国の個々の政策が決まっていくということだと思います。
 ただ、そういう抽象的な問題ではなく、日米が日ごろからどの程度のことができるのかということを日米で協議をしようということで、RMCといいますか、能力と役割と分担をどの程度、日米間でこれから賄っていくかという協議を日米でこのところずっと続けていると。その範囲の中で日本が、今申し上げたように、国益をどう考え、法的に何ができるかという二つの重要なクライテリアを基に我が国の個々の政策は決まるということなのではないかと、このように思います。

発言情報

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発言者: 森本敏

speaker_id: 34495

日付: 2012-08-28

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会