大河原雅子の発言 (国土交通委員会)
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○大河原雅子君 それでは、もう少し具体的なテーマで伺いたいと思います。
あした、二十三日、滋賀県の県議会では、水害から命を守る総合的な治水を目指して、滋賀県流域治水基本方針というものが正式に決定されると伺っております。どのような洪水に遭っても人命を守り、壊滅的な被害を防ぐためにはどういうふうに対応すべきか、この視点からこれまでの治水政策を再検証した結果、自助、共助、公助が一体となって、川の中に、河道に洪水を入れて安全に流下させるという、これまでの流すということだけではなくて、流域で貯留してためる、あるいははんらん原を減災対策としてとどめるという考え方をする、また地域の防災力を向上させるということで備えるという、流すということだけから、ためる、とどめる、備えるという川の外の対策についても総合的に進める治水ということで、改めて流域治水を定義して具体化するというものだそうです。
できるだけダムに頼らない治水ということを本来目指して設置をされております有識者会議、ここでも、これまでは、治水対策の立法手法とか新たな評価軸、総合的な評価の考え方を検討する、ここまではやってきているわけですけれども、今後の治水理念を構築するという四番目の目的がまだ達成されておりません。
自治体からもこうした流域治水の方向性が示されてきた今だからこそ、今後の治水理念を構築するための本格的な議論を前田大臣につくっていただきたいというふうに思うんですが、この点いかがでしょうか。