田口尚文の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)
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○政府参考人(田口尚文君) お答え申し上げます。
日本国憲法の制定に伴いまして、参議院は衆議院と同様に公選によるべきものとされたところでございますが、その中でいかにして衆議院と違った参議院の特色を出すかということは立法の当初から大いに議論がされまして、御案内のとおり任期六年の半数改選制と、加えて選挙区制とにその特色が求められたところでございます。
その結果として、参議院の選挙制度は、昭和二十二年、参議院議員選挙法が制定されまして、地域代表的性格を有する議員を選出しようとする地方区と、全国的視野に立って国政を判断する知識、学識経験豊かな有為の人材を選出しようとする全国区、この二つの選挙を行う制度とされ、昭和二十五年制定されました公職選挙法に引き継がれたところでございます。
しかし、その後、実施の経過の中で、全国区制につきましては、有権者にとって候補者の選択が困難であることや多くの候補者にとって膨大な資金が掛かること等が指摘されまして、昭和五十七年に議員立法によって政党本位の選挙制度でございます拘束名簿式比例代表制に改正されたところでございます。
その後、拘束名簿式比例代表制につきましては、候補者の顔が見えない、過度の政党化を招く、政党の行う順位付けが有権者にとって分かりにくいといった批判がございまして、国会等におきましても議論がなされまして、平成十二年、議員立法によりまして法改正され、現在の非拘束名簿式比例代表制になり今日に至っているところと承知をいたしております。