國重徹の発言 (経済産業委員会)
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○國重委員 公明党の國重徹です。
本日は、介護ロボットに関して何点か質疑をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
日本人の平均寿命は世界でトップです。高齢者になれば、どこかにふぐあいが生じるのは当たり前。そのときに、いかに人間らしい尊厳ある生活を送っていただける社会をつくっていくのか、安心して生活していける社会をつくっていくのか、これがますます重要な課題になってくると思います。
二〇一二年時点での介護職員というのは約百五十万人います。これが、二〇二五年になれば、約百万人アップしまして、約二百五十万人の介護職員の方が必要になるというふうに言われております。
でも、実際の現実はどうなのかといいますと、介護現場では既に人手不足に悩まされております。また、介護現場で働く人の約七割の方が慢性的な腰痛に悩まされているというような現状もあります。また、私も選挙区をさまざま回っていろいろな方のお声を聞きましても、家族の介護で想像を絶する御苦労をされている方もたくさんいらっしゃいます。介護の現場で働く皆さんの待遇改善、またスキルアップ、こういったものを図っていくことも大事です。
ただ、それとともに、マンパワー不足の解消とか、介護の現場で働く方々、また御家族の負担を軽減するためにも、また新たな産業を起こす意味でも、介護の現場に介護ロボットというものを活用していくことも今後非常に重要になってくるのではないかというふうに考えております。
例えば、腰への負担の高い分野の介護を人ではなくてロボットに代替させることができれば、また、そういうような何らかの補助器具をつけて腰の負担を軽減することができれば、腰痛で介護の職員を退職する方というのはぐっと減ります。そうなれば、ベテランの介護職員の方がふえて、若手の皆さんへの介護教育の可能性が広がります。スキルアップにつながって、ひいては利用者の皆さんの介護に資することにもなります。
高福祉国家と言われるデンマークでも、人手が必要な作業については人間が担当して、そうじゃない作業に関しては極力ロボットなどほかの代替手段によって、ほかの方法によって賄っていくというようなことを国を挙げて取り組んでいるようです。
そこで伺います。
世界じゅう、各国が高齢化社会に突入していく中で、政府として今後介護ロボットをどのように開発普及させようと考えているのか、答弁を求めます。