2013-04-18
衆議院
宮川典子
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
宮川典子の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○宮川委員 おはようございます。自由民主党の宮川典子と申します。
きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。
きょうは主に〇増五減法案についての質問をさせていただきたいと思いますが、その質問の前に、二つ、きょうの私の気持ちというか、前提としてお話をしなければいけないことがあると思います。
まず、私は、実は山梨一区の選出でありまして、〇増五減の対象県になっております山梨県の出身であります。きょう、質問の中に例として山梨県の例を挙げますけれども、これは決して山梨だけ減員をしないでくださいというお願いではなく、あくまでも一つの例としてお受け取りいただければと思います。
そしてもう一つは、山梨県の一員として、ずっとこの〇増五減の問題を有権者とともに闘って、また憂えて、不安に思ってきた一人であります。選挙前の一候補者としても、そして一有権者としても、山梨県の方たちが、こうして〇増五減がある、減員を受け入れなきゃいけないということに対してどれだけの不安を持っていたのか、また、それに対してどんな考えを持ってやっていたのかというのは、地元の感覚でなければわからないと思います。
それを踏まえた上で、我々立法府は、今回の問題に関して、違憲であるとか選挙無効であるという判決が出ている状態で、この〇増五減問題に関して真摯に向き合うことがなければ、私は国会議員の資格がないと思っております。ですから、あちらの野党席にいない国会議員の方たちには猛省を促したいというふうに思っております。
今回、この〇増五減というのは、我々国会議員の問題ではなくて、選挙権というのを行使する、投票して自分の民意を届けようとする有権者のためのものであるということを我々は忘れてはいけないというふうに思いますし、前回の十二月十六日の選挙が違憲状態が出たままで行われたことに対して、やはり立法府として私は反省をしなければいけない、そういう思いを持って今回は質問をさせていただきたいと思います。
それでは、〇増五減法案に至る経緯についてお伺いをしたいと思います。
これまで、さまざまな選挙制度がとられてきまして、その中で、一票の格差問題というのは、もう既に、戦後も、昭和三十年代からさまざまな議論を生み出してきたところであります。一〇〇%完璧な選挙制度がないと言われるゆえんというのは、こういうところにもあるのではないかと思います。
中選挙区時代、一九九〇年の選挙に対して一九九三年に最高裁の大法廷で違憲判決が出てからというもの、大きな選挙制度改革をして、小選挙区比例代表並立制というものが導入されました。その中で、一人別枠方式も導入した上で一票の格差の是正をしていこうというのも、また、一人でも多くの民意をしっかり政治側で受けとめるためにも、その制度が運用されてきたわけですが、このたび、違憲判決、選挙無効判決という大変厳しい司法の判断が下ったところであります。
それが二〇一一年と私は記憶しておりますけれども、それから明確にこの一票の格差の是正に向けて政治側、国会側でも議論が尽くされてきたと思いますが、今回、区割り審が出したのは〇増五減ということで、五県が対象県となって減員されるということが決定をいたしました。
しかしながら、先ほど大塚委員の質問、また資料の中にもありましたとおり、〇増五減だけではなく、例えば四増四減であるとか、いろいろな議論が尽くされてきたというふうに思います。また、それ以外の試案を出された与野党の選挙制度のチームもあったかというふうに記憶をしておりますが、この〇増五減が採用されて今回の勧告に至った経緯をぜひ政府側から御説明いただきたいと思います。