柿沢未途の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○柿沢委員 本当にそうなっているんでしょうか。
仙台市で、先日、予算委員会の地方公聴会をやりました。そこで、私がお招きをしたんですが、建築家の針生承一さんという方が、十メートルのコンクリートの防潮堤で閉ざされた海の見えない漁村というのは果たして安全なのか、こういう問いが投げかけられました。
例えば、気仙沼に気仙沼大島がありますが、これは、十二メーターの津波が襲ったので、突端部は十一・八メーター、そして七から十二メーターぐらいの堤防が島全体をぐるりと囲むかのような、こんな計画になっております。地元の人に言わせれば、これでは刑務所の塀に閉ざされたようだ、そんな状況になってしまう、このような声も上がっているところです。
今回の津波で破堤した堤防は、総延長でいうと二百キロぐらいになるんじゃないかとも言われていて、仮に一メーター五百万円かかるとすれば、建築費だけで、単純計算で一兆円費やすことにもなるわけです。しかも、このコンクリートの防潮堤の命というのは永遠ではない。絶えず海水にさらされる鉄筋コンクリートづくりの防潮堤、これは一千年に一度の災害まで、一千年後まで耐え得るものではないと思います。
その耐用年数は、一般的に考えて大体どのぐらいのものになるか、お伺いをしたいと思います。