村上史好の発言 (予算委員会)
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○村上(史)委員 最後の質問になります。
まず、甘利大臣からお聞きをしたいと思います。
今現在、円安、株高ということで、景気に対する期待感というものが広がっている、これは事実だと思います。現に今、輸出関連の企業を中心に収益が好転しているという状況も見受けられます。しかし一方では、急激な円安によって輸入価格が上がって、国民生活にさまざまな形で悪影響が出ているのも事実だと思います。
先般、甘利大臣は、物価目標を設定することによって、あす買うよりきょう買った方がいいという気持ちになって消費がふえるんだ、そういう御発言をされましたけれども、残念ながら、収入がふえない中で物価がどんどんどんどん上がっていくという状況では、大臣の期待をされているような消費はふえないのではないか、私はそう思います。そのことをまず指摘させていただきたいと思います。
その上で、こういうマインドの中で、今回、補正予算、十兆円の規模で提案をされました。そして、審議を重ねてまいりました。さまざまな問題が明らかになってきました。
私が最も懸念するのは、これだけの巨額の予算をつぎ込んでも息切れをしてしまうのではないか。現に、金融政策、そして財政政策、これにも限界があるということは財務大臣もお認めになったことです。ということは、時間的に制約があるということです。時間的な制約の中で、景気が失墜、あるいは国民のマインドが一気に低下をしてきたときに、この予算が無駄になってしまうのではないかという危険を持っています。
そして、アベノミクスとしては、それだけではなくて、成長戦略を一つにまとめて、民需を拡大して安定した経済に持っていきたいとおっしゃっておられますけれども、しかし、その成長戦略が決まるのは七月だと言われています。七月といえば、参議院選挙も予定をされています。それが念頭にあるかどうかわかりませんけれども、少しでも早く前倒しをしてその成長戦略を決めていく、そのことが今求められているのではないか、そのことについて甘利大臣にお尋ねをします。