小池剛の発言 (国際・地球環境・食糧問題に関する調査会)

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○政府参考人(小池剛君) それでは、水資源部長の小池でございますが、お手元の「雨水の利用状況」というパンフレットを開いていただきたいと思います。
 一ページ目の左側でございますけれども、昨年、利根川水系で十一年ぶりに渇水が発生したという状況でございます。その下にもございますけれども、雨の降り方が、降るときは降るんですけれども、降らないときは降らないということで、水の利用の方に関しましても非常に不安定になっているというところでございます。
 こういうものに対しまして、右側でございますけれども、必要な施設の整備、管理を進めていくと。あわせて、水源も多様な水源の確保を行うということが必要になってまいりまして、雨水等の利用の促進を図っているというところでございます。
 二ページ目は、雨水それから下水の再生水を含めた施設の整備状況でございます。
 一九七八年に福岡で大渇水が起きてございますし、一九九四年に列島全体で渇水が起きているということでございまして、こういうものをきっかけにこれらの雨水それから再生水の施設の整備が進んでいるというところでございます。
 三ページ目、具体的な水の量でございますけれども、雨水単独の使用量に関しましては約七百万立方メートルでございまして、全国の水使用量に比べますと〇・〇一%という量になっているところでございます。
 四ページ目でございます。これらの雨水の利用の状況でございますが、地域別に見ますと、東京を中心といたしまして関東の臨海部、それから渇水がかなり被害が大きかった北九州、この地区だけで全国の約六割弱を占めるという状況でございます。また、この中でも、いろいろ水の有効利用に関します要綱等を定めまして利用の導入を促進しています東京都それから福岡県の割合が高いということでございます。用途別に見てみますと、水洗トイレの洗浄水や散水というような利用が多い状況になっているところでございます。
 五ページ目でございますが、主な雨水の利用施設の整備状況でございますが、この近くですと東京ドームでございまして、地下に約千立方メートルの貯水槽がございます。ここに雨水をためるということと、それからドーム内の厨房の雑排水を併せて再処理いたしまして、年間で三万二千トンの水道使用量、大体世帯数でいきますと百二十世帯ぐらいの水道使用量の削減を行っているというところでございます。また、最近ではスカイツリーが大体同じような規模の雨水の貯留施設を持っているというところでございます。
 次に、六ページ目でございますが、ふだんのこういうような使い方に併せまして、東日本大震災の際に、仙台の東北文化学園大学でございますけれども、水道それから電気が不通になりまして、トイレが使えなかったということでございますけれども、バケツに雨水をためまして洗浄水として使ったというところでございます。雨水の利用、こういうような震災時、被災地におきましても有用性が実証された例ということで御紹介をさせていただきました。
 これらの状況等も、更にどういう実態になっているかというような調査等も含めまして進めまして、関係機関とも連携しつつ、水資源対策の一環としまして、雨水それから雨水の利用の促進を図ってまいりたいというふうに考えています。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 小池剛

speaker_id: 3984

日付: 2013-02-06

院: 参議院

会議名: 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会