安倍晋三の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 橋本聖子議員にお答えをいたします。
いじめ、体罰の問題についてのお尋ねがございました。
いじめ、体罰に起因して子供の尊い命が絶たれるといった痛ましい事案は断じて繰り返してはなりません。このため、今後、教育再生実行会議や与党の御議論も踏まえ、対策の充実や法制化につなげるなど、内閣を挙げて取り組んでまいります。
体罰と適切な指導の考え方についてお尋ねがありました。
御指摘のとおり、学校現場の過度な萎縮を招くことのないよう、体罰に関する考え方をより具体的に示すなど、学校関係者の認識の共有を図ってまいります。
家庭教育の基本的な考え方及び子育て中の家族への支援についてお尋ねがございました。
家庭教育は全ての教育の出発点であり、家族との温かい触れ合いを通じて子供の健やかな成長に重要な役割を担っていると考えております。また、子育てで苦労しているお母さんには、子育ての不安や悩みを軽減し、子育てに喜びを感じられるような支援が重要と考えます。
このため、政府としては、地域の子育て経験者による相談活動や親同士の交流の機会の提供などを促進しており、今後とも支援の充実に努めてまいります。
幼児教育無償化についてお尋ねがございました。
幼児教育は生涯にわたる人格形成の基盤を培う重要な時期であり、この時期に質の高い幼児教育を保障することは極めて重要であります。幼児教育の無償化については、関係府省の連携の下、御指摘の点も含め、子ども・子育て支援新制度との関係、財源確保の観点等も踏まえ、検討を行ってまいります。
福島の子供たちのスポーツ環境に関する支援についてお尋ねがございました。
福島の子供たちが、スポーツなど屋外で伸び伸びと活動できる環境を整えることは重要と考えております。このため、平成二十三年度予備費で県に設置された福島県原子力被害応急対策基金を活用し、福島県が自然体験活動等を行う団体に対し、宿泊費や活動費、交通費を補助するなどの被災地における取組を支援してまいります。
今後とも、福島の子供たちへの支援をしっかりと行ってまいります。
地域医療についてのお尋ねがありました。
社会保障制度を持続可能なものとし、国民が安心できる医療を実現するため、地域医療の立て直しは重要な課題であると考えております。
このため、御指摘の総合診療ができる医師については、新たな専門医制度の一環として、その養成に関する具体的な検討を進めています。また、生活習慣病の発症予防や重症化予防の徹底に努めてまいります。
公共事業の考え方についてのお尋ねがありました。
公共事業については、国や社会全体にとって必要なものは何かという観点も踏まえ、思慮深い議論を行っていくことが重要であると認識をしております。
こうした認識の下、老朽化対策や耐震化など国民の生活を守る事業、成長や地域活性化を促す事業に重点化した上で、真に必要な社会インフラの整備を着実に進めてまいります。
二〇二〇年オリンピック・パラリンピックの東京招致についてお尋ねがございました。
オリンピック・パラリンピックの東京開催は国民に夢と希望を与え、東日本大震災からの復興を示すものであり、是非とも実現させたいと考えております。御指摘の最終プレゼンテーションへの出席については、諸般の事情が許せば前向きに検討したいと考えております。
また、招致活動を国民的な運動に高めていくため、私から全大臣に招致活動への支援、協力を指示したところであります。政府としてもしっかりと取り組んでまいります。
障害者スポーツ等についてお尋ねがございました。
障害の有無にかかわらず、全ての人々が生きがいを感じ、チャンスを与えられる社会の実現が重要であります。このため、障害者スポーツへの支援や社会のバリアフリー化の推進等、障害者の自立と社会参加のための施策に取り組んでまいります。
引き続き、障害者スポーツの裾野を広げる取組を進めるとともに、パラリンピック等を目指すトップアスリートの養成にも努めてまいります。
スポーツ庁の設置についてお尋ねがありました。
スポーツ基本法でスポーツ庁等の行政組織の検討が求められており、現在、スポーツ政策を効果的に進めるため、関係省庁で構成するスポーツ推進会議を設置するなど連携強化に努めるとともに、文部科学省においてスポーツ庁の在り方に関する調査研究を進めております。
政府としては、総合的、一体的なスポーツ推進の観点から、引き続き検討を進めてまいります。(拍手)
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