武見敬三の発言 (予算委員会)
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○武見敬三君 大変心強い御答弁、ありがとうございます。
過去に先進主要諸国の製薬メーカーなどが途上国で実は荒稼ぎをしたと、人の命で勝手にビジネスをして自分たちだけいい思いをしたということで、非常に悪いイメージを持たれたことがあります。
しかし、我が国の場合は決してそうではないわけで、途上国の人々の中で実際に医療にアクセスできないような人々に対するそうした保健システム強化の支援もしながら、こうした我が国の成長戦略として、今度は民間は市場のメカニズムを通じて途上国の人々の健康改善に貢献するという、官民一体の戦略の中でこうして取り組もうとしているという姿勢を常に示すことが、不必要な誤解を回避して、そしてむしろ歓迎されるということについてやはりしっかりとした基本認識を持っておく必要があるだろうと思って、ちょっと質問をさせていただきました。
財務大臣、所轄されている世界銀行、これは半分金融機関で半分援助機関。総裁をしておりますジム・キムさんという人は、元々はお医者さんで、そして文化人類学者で、こうしたグローバルヘルスの専門家です。そういう人をアメリカはあえて世界銀行の総裁にして、そして、その中で極めて保健分野も重視しながら新しい戦略を組み立てていて、特に政策人材を育成しようということで、いろいろな、OECDなどとも協力して、アフリカでは財務大臣あるいは保健大臣を一緒にして会議を行って、そうした政策人材養成のためのプログラムを作ったりしています。
こうしたことを是非、先ほど官房長官も御指摘になった共同研究が世銀と日本との間で始まっていますから、我が国もむしろアジアの中で、責任ある成熟した国家として、こうした世銀と協力をして、アジアの保健医療の制度、仕組みを強化するために、そうした政策人材を育成するために日本は世銀と組んで大いに協力すべきだと思うんですが、この点についてのお考え、いかがでございましょうか。