前川清成の発言 (予算委員会)

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○前川清成君 今総理が、三分の一の人たちが憲法改正阻止できるのはおかしいと、こういうふうにおっしゃいました。しかし、それは民主主義ということだけ考えれば総理のおっしゃるとおりかもしれませんが、そもそも憲法という法の成り立ち、これはいわゆる自由の基礎法と言われているように、多数決であっても民主主義政体であっても、少数の人たちの権利や自由を守ろうというためにできたルールなんです。そうであれば、三分の一の人たちが阻止権を持っているというのはむしろ憲法の成り立ちからいうと当然なんです。
 だから、先ほど申し上げたとおり、三分の二の広範な合意を形成するための努力を与野党共にやっていかなければならないと、こういうことであって、私は、憲法を例えば選挙の争点にしたり、憲法について真面目な議論をしているのに自民党席からやじったりとか、こういうことは適当でないと思います。それで、逐条的な議論、これは是非お願いしたいと思いますし、この後予定しています。
 民主党も二〇〇五年に憲法提言というのをまとめました。これはなかなかよくできているというふうに言っていただくんですが、ただし、長文で抽象的で少し難解なところがありますので、結論をセンテンスの形に是非早々にまとめていきたいと、こういうふうに思っています。
 その前にもう一つ、九十六条改正先行論についてです。九十六条を、今総理がおっしゃるように中身の議論とセット、これは私は賛成ですが、これまで総理は、まずは九十六条だけ先に改正しましょうと、こういうふうにおっしゃっていました。それに対して私は大変危惧を持っておりました。
 報道によると、これは正しいかどうか分かりませんが、ゴールデンウイークに訪米した自民党議員を通してアメリカ政府が九十六条改正先行論に懸念している旨を総理に伝えたと、こういうふうにあるわけですが、これは事実なんでしょうか、間違っているんでしょうか。

発言情報

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発言者: 前川清成

speaker_id: 22257

日付: 2013-05-14

院: 参議院

会議名: 予算委員会