村上史好の発言 (内閣委員会)
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○村上(史)委員 私が言いたかったのは、規制改革での議論、反対する立場もあります、推進する立場もあります。その議論そのものが、会議録も含めてもっとオープンにされるべきではないか、そういうことの意味での情報公開というものは積極的にすべきではないかということを申し上げたいと思います。
続きまして、特区の特例措置によるメリットとリスクの対応について、何点かお尋ねをしたいと思います。
参考人の山口教授は、国家戦略特区法では、普通の人々の生活に富が還元されるということは期待できない、これが正しいかは別にして、そういう懸念を示されておられます。
一方、本法案の第一条の目的で、国家戦略特別区域に関し、規制改革その他の施策を総合的かつ集中的に推進をして、もって国民経済の発展及び国民生活の向上に寄与することを目的とする、こういう条文がございます。
この議論は私も何度かいたしました。規制改革を初め、政治のさまざまな施策は結局誰のためにあるのか。それはやはり、最終的には国民がその恩恵を受ける、果実を受け取るという形にしてこそ初めて、その施策が支持をされるということになると思います。
この法案においても同じことだと思うんですけれども、ただ、今までの質疑の中でも、目的を実現するためのプロセス、あるいは成長の果実が国民生活にどのように反映されるかという点においては、明確に示されていないと思います。
さきの委員会質疑でも、甘利大臣に、この国家戦略特区によって経済成長を果たしていくということで、具体的にその成長の果実としてどういうものがあるのか、例えばGDPの押し上げ効果は幾らになるんですかと。雇用の新たな創出も見込んでおられる、また、新しい起業もどんどん生まれてくると。しかし、その具体の数値は全く示されなかったという点においても、やはり、この国家戦略特区が最終的には国民のためになるんだというところがまだ見えてこないのが実態だと思います。
だからこういう議論、指摘が出てくると思いますし、ある面から見れば、特定の利益を共有する団体がこの特区を利用しているんじゃないかという指摘も出てくるのは、まさにこのプロセスが明確でないからではないか、私はそのように思うのですけれども、大臣の御見解はいかがでしょうか。