細野豪志の発言 (文部科学委員会)
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○細野委員 私も児童養護施設を訪問して感じたのは、基本的に篤志家の方がまずお金を出していて、恐らく、戦後もしくはその後、日本がまだ十分に福祉の状況が整っていない中で、本当にかわいそうだということでやった篤志家の施設を後から応援しているような形になっていまして、ややその名残があるんですね、この施設に関しては。
ですから、私は、もう時代も変わってきているし、そういう子供たちこそ社会全体で育てていくという時代に発想を転換していかなければならないだろうというふうに思います。
そのことを考えたときに、私が子供たちと接していてちょっと感じたのは、能力がある子は多分いっぱいいるんだと思うんですけれども、そもそも、専門学校に行くとか大学に行くという意欲を持ちにくい。なぜなら、相談できる大人もほとんどいないし、経済的にも親がサポートできませんから、住むところから全部自分でやらなければならないということになると、そもそもそういう発想に立たない。大学に行けるとも思っていない子が圧倒的に多いですよ。
ですからそこは、きょう厚生労働副大臣にも来ていただいていますけれども、本当に一回、その子供たちがどうやったらそういう高等教育も受けることができるのか、大学に行くことが全てとは言いませんよ、しかし、高校を出てすぐ仕事をするのが特に親がいない場合は難しいのは誰でもわかりますよね。そのことを考えたときに、彼らがどうすれば高等教育を受けられるのか。
特に住宅の問題だと思います、家がありませんから。家がない中で、住宅の補助も含めて、特に、もう少し初めの段階で支援をできるような枠組みを厚生労働省と文部科学省で何らかの形でつくっていただきたいと思うんですが、副大臣、せっかく来ていただきましたので、いかがでしょうか。