津田弥太郎の発言 (厚生労働委員会)
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○津田弥太郎君 この雇用規制の多くは基本的人権にかかわることであります。大臣もおっしゃいました。生身の労働者の生活と健康と命を守る、そのための規制が雇用関係や労働関係の規制でございます。この規制緩和というのは何か何でもかんでも緩和というといいことのように思われておりますけれども、雇用や労働のこの緩和ということについては、まさに今申し上げたような人権や命、生活が懸かっているということについてはしっかり認識をこれからもしていかなければならないと思います。
そこで、この国家戦略特区のワーキンググループ、私、産業競争力会議を所管する内閣官房に対しまして、このワーキンググループの五人の方のメンバー、どうしてこの方々が選ばれたか、聞いてみました、五人の方ね。
八田座長、この方は規制改革について造詣が深い、規制改革会議のメンバーであるという理由でした。秋山委員については、産業競争力会議の委員でもある、民間企業の代表という観点でお願いしたという返事がございました。工藤委員は町づくり系の代表。坂村委員は、ICTの専門家であり、ICTを活用したイノベーションという観点。そして、最後がすごい。原委員、竹中平蔵先生との橋渡し役。これ、内閣官房からこういうふうに言ってきたんですよ、竹中平蔵との橋渡し役だと。これ信じ難い、これ本当に信じ難いわけでありますが。
同時に、この秋山委員の選出理由、先ほど言いました、民間企業の代表、この方、サキコーポレーションという産業用検査ロボットメーカーの創業者であります。報道を見ますと、リーマン・ショックのときに二百人の従業員のうち百人首切ったという報道がされているわけであります。民間企業の代表というのは、従業員の半分首切るのが民間企業の代表なのかよ。
これ、この五人を選んだのは新藤大臣であり、決裁は官房長官のようでありますけど、大臣ね、この五人が労働とか雇用の大きな変更を提案する正当性があると思いますか。これ、この方々って、労働行政において、これまで有識者として何か御意見を伺ったというようなことあるんでしょうか。