阪口直人の発言 (外務委員会)

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○阪口委員 ミャンマーという国は大変な経済発展の可能性がある国ですから、日本として、経済の面で協力をする、またインフラ整備などに協力をする、これは大変重要だと思います。
 ただ、積極的平和主義という言葉を使うからには、本当に繰り返しになりますけれども、現在、内戦状態が完全に全土において終了したわけではない、ただ、一時に比べると、少数民族との和平がかなり進んだ状況にある、この状態をもとに戻さない、さらに、全ての少数民族が平和プロセスに参加をして、そして総選挙に無事に投票ができるようにしていく、そういった努力というのは、積極的平和主義を掲げる以上、日本としては本当に中心に据えて行うべき努力の一つであると思います。
 そういう意味では、私は、少数民族とミャンマー政府の間の仲介役を積極的に努める、これは日本政府というよりは、前にもこの仲介ということでは議論させていただきました、オール・ジャパンで行うべきことだと思いますけれども、そういった仲介努力、そして選挙制度改革や憲法改正などに資する、そういった法の支配の強化のための努力ということもより積極的に行っていただきたいと思います。
 私も、二年前の一月九日に、アウン・サン・スー・チーさんと意見交換をさせていただくことがありました。そのときは、本当に日本に対する民主化支援の大きな期待がスー・チー氏の口から述べられました。ただ、最近かなりトーンダウンしているようにも思います。
 今、法の支配センター、法の支配委員会に専門家を派遣する、これはすばらしいことだと思いますが、私は、彼女が日本に対して抱いている期待というのはもっと大きいと思います。この点でよりアクティブな貢献ができるような、そういった措置をぜひ進めていっていただきたいと思います。
 次に、先ほど、安倍総理の国連総会における演説の一文を引用しました。国連の活動にふさわしい人材を我が国はたゆまず育てなくてはいけないとおっしゃっているわけでございます。
 ところが、今この言葉とは矛盾する政策を行っていることも事実なんです。平和構築や開発の現場で活躍できる人材を育成する場、本当に現場で活動する国連ボランティアを育てる国連ボランティア計画への予算が大幅にカットされてしまって、東京の国連ボランティア計画の事務所もなくなってしまう、そういったことを私聞きました。
 まず、なぜ、こういった積極的平和主義を現場で担う人材を派遣する、育てる機関、この予算をかくも大幅にカットしてしまうのか、大臣の見解を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 阪口直人

speaker_id: 9238

日付: 2014-03-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会