阪口直人の発言 (外務委員会)
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○阪口委員 これは私と同行してくださった方からいただいた情報なんですが、最初に私が申し上げたように、いわゆる日本国籍を持った方々、日本人妻の方々というのは、大変に厳しい状況にあったことは間違いないと思います。
一方で、一九九七年から二〇〇〇年にかけて、三回にわたって、私が把握している限りでは合計四十三名の方が一時帰国をされました。残念ながら、現地の情勢について詳細に彼女たちが語るということはなく、大変幸せに暮らしています、このようなことを言わざるを得なかった。これは、家族の方々がいる中で、いたし方ないことだと思います。
一方で、この日本人妻の方々、日本国籍を持っていらっしゃる方々に対する北朝鮮政府の処遇というのが、以前に比べるとかなり改善をしてきているということも聞いております。要するに、その方々を何らかの交渉カードに使える、このように政府として考えているのではないかと私は予測できるかと思うんです。
やはりこれは、人道的な問題として、人道的な見地から、帰国を希望する方に対してはその思いが実現できるように、政府として働きかける必要があるかと思います。多くの方々がもう七十代、八十代になっていらっしゃる。千八百人余りの日本人妻の中で、今生きていらっしゃる方は恐らく百名前後ではないかとも言われておりますが、やはりこのことを、拉致問題の解決とともに、政府としては強力に働きかけていく必要があると思います。
戦略としては、拉致問題というのは、北朝鮮が、これはなかったと拉致問題の存在を認めていないということが今の拉致問題の停滞の一つの大きな要因だと思いますが、彼らも日本国籍者であるわけですから、拉致被害者と、当時、帰国事業、帰還事業で現地に渡った方々、とにかくセットで日本国籍を持っている方を帰国させる、そういう交渉をすることで、場合によっては北朝鮮側のハードルを下げることも可能ではないかと私は思っているんですが、この点について大臣はどのようにお考えでしょうか。